これまで、どれだけ多くの女性たちが、戦いに疲れて、働く場を去ってきたことでしょう。
男性社会の矛盾に抵抗したり、高圧的な上司に立ち向かったりするのは、とてもエネルギーを消耗すること。嫉妬による批判、いじめなど、戦う相手が同性であることもあります。働くのはこれほど大変なことかと涙を流し、あきらめてしまうこともあります。
私も以前、戦っていた時期がありました。「それって、おかしいじゃないですかッ!」と、上司と戦ったこと数知れず。そして、何度も何度も痛い思いをして、ハタと気づいたのです。「こりゃ、戦ってもだめだわ」と。自分の意見を通したいなら、敵に勝負を挑むより、味方にしたほうが何百倍もラク。問題解決の近道なのです。
さて、「戦う」というDNA、もともと女性のなかにないのでは? と思うほど、女性は戦いがキライ(なかには好きな人もいますが)。農耕的な性質で平和を愛し、人との調和を望んでいます。それに対して、男性は戦いが好き(なかにはキライな人もいますが)。狩猟的な性質で、外で戦うのは大抵オス。歴史的に紛争を起こしてきたのも男。戦うことで気持ちを奮い立たせ、権力を示し、自らを成長させていきます。
よく聞いてね。女に戦いは必要ありません。なぜなら、戦わなくても勝てるのですから。
戦いを挑めば挑むほど、形勢は不利になっていきます。まさに、もがくほど蟻地獄のなかに入り込んでしまう感覚。感情的に怒りをぶつけると相手も反撃に出る、という経験は、だれでもあるでしょう。自分を守るために戦っているようですが、実は敵をつくっているだけ。状況がよくなることはほとんどありません。相手を敵と思えば敵。味方と思えば味方。あなたの接し方次第で、人は敵にも味方にもなります。世の中の人すべて味方にするのも、あなた次第です。
「戦わない」とは、相手を受け入れることです。すべてを受け入れると、あなたはこれまでよりずっと楽になります。戦闘モードはオフにして。もし意見が対立することがあっても「WIN・WIN」の方法で乗り切れます(詳しくはルール85で)。
ともかく、戦いは男に任せましょう。「戦わずして勝つ」。女性が長く、快適に働くためのルールです。

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著 者 |
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定 価 |
1‚365円(税込) |
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初版発行 |
B6並製 |
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ISBN |
ISBN978-4-7569-1209-1 |
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ページ |
220 |
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版 型 |
B6並製 |
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