平均で全体の4%を生み出す。対して、生産性の低い80パーセントの人々が全体で20パーセントを生み出すとすると、1人当たり0・25パーセントしか生み出さない。したがって、4÷0・25で16倍の生産性格差になるというのだ。
確かにフルコミッションセールスの軍団では当てはまるかもしれないが、チームプレーや企業風土の要因までをも考慮すると、�100人全員で120パーセントの成果を上げる�という考え方もあっていいはずだ。
▼ 集団の心温を上げろ
私は集団の平均心温に注目した。
Aという会社にも、Bという会社にも「2・6・2の能力分布」は存在する。しかしモチベーション(心温)の高さは違う。
心温の平均温度は同じ地域の同じ業界であったとしても、会社によって2〜3倍の格差はザラにあるものだ。
全体のモチベーション(心温)が上がれば、100人中少なくとも80人の従業員は、業界平均の1・5倍の力は発揮していく。
80×1・5で120パーセントパワーとなる。
これは数々のスポーツ事例、企業事例、歴史事例に見ることができる。
2009年のWBC(ワールドベースボールクラシック)で連覇を果たしたサムライ・ジャパンの「心温の高さ」は、まだ記憶に新しい。
では上位80パーセントだけでいいかというと、そうはならない。
映画やテレビドラマの出演者が、全員美男美女の集団で視聴率は取れるだろうか?
資金力にものをいわせて、4番打者やエース級だけを集めたプロ野球チームが必ず優勝するだろうか?
実は、それは不自然の追求なのだ。
たまにはうまく功を奏すことがあったとしても、長続きはしない。「よく働くアリの2割」と「普通に働くアリの6割」と「あまり働かないアリが2割」の構成で120パーセント以上の成果を実現するのが自然なのだ。
(『社長!2割を変えましょうよ! 儲かる会社経営2:8の新ルール』より)

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著 者 |
角田 識之 |
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定 価 |
1,575円(税込) |
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初版発行 |
B6並製 |
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ISBN |
ISBN978-4-7569-1311-1 |
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ページ |
232 |
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版 型 |
B6並製 |
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