こんなに働いているのにまだ働くのか!と思う方もいるかもしれませんので、この辺でキチンと数字で示しておきます。
80歳まで生きるとして人間の一生の時間は、約70万時間(=24h×365日×80年)です。20〜60歳まで働いたとして、普通の人の一生の労働時間は8万時間(=日本人の平均年間労働時間2千h×40年)となります。と考えると、一生の労働時間は、人生のたった11%しかありません(197頁参照)。
1/9です。信じられますか? 自分が思っている以上に働いていないのです。数字はウソをつきません。では、残りの時間は何をしているのか?
① 人生を春夏秋冬と4つに分けると夏と秋の2つしか仕事をしない
② 1年では120日休むため、労働日数が2/3となる(245/365日)
③ 1日では1/3しか働かない、寝る、働く、休むが(8時間×3)となる
を合計すると、一生のうち33%寝て、11%働き、56%遊んでいます。
だから大丈夫。働き過ぎで過労死するということは、ほとんどありません(人間関係のストレスなどが主な原因でしょう)。
一方、創業社長型(松下幸之助、稲盛和夫型)は一生のうち、40万時間ちかく働きます。ポイントは、起きている間中、仕事。遊ばない。さらに寝ない。その上、定年がなく死ぬ直前まで働く。年間5800時間働くともいわれます。つまり、この1年間だけで1900時間の3倍、ランチェスター第二法則に従って二乗すると9倍の差になります。
一生で見ても、7万6千時間:40万6千時間=約1:5。二乗すると25倍の違いです。差が大きすぎて、これでは普通に働いている人は勝てるわけがないのです。
また、さらに差があるのは、「思考」と「行動」の一致です。天皇陛下に保険を売りに行った伝説のセールスマン原一平氏は、セールスをしていない時はセールスの話をし、セールスの話をしていない時は、セールスのことを考えていたといいます。
創業社長も同じで仕事のことばかり「考えて」、仕事=「行動」している。一方、会議に出て仕事をしているふりの人は、「行動」は仕事ですが「思考」は夜の街。今夜どこに行こうかと......。これで、もっと差がつくのです。「思考」と「行動」が一致していないと成果につながりづらい。同じ時間でも質が違うのです。つまり、時間数=「量」で差がつき、時間の「質」で差がつくのです。
(『小さな会社こそがNO.1になる ランチェスター経営戦略』より)

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著 者 |
坂上 仁志 |
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定 価 |
1500円(税込) |
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初版発行 |
B6並製 |
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ISBN |
ISBN978-4-7569-1289-3 |
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ページ |
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版 型 |
B6並製 |
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