第一章 ～好きになれない自分と付き合う～
自分を好きだった頃の私
自分を好きになれないのは、ひとつの目覚め。
何をやってもうまくいかない
事実よりもイメージ。私たちは、イメージの世界に生きている。
容姿・才能…自信がない
優越感と劣等感は、背中合わせ
必要とされる居場所がない
満たされているほかの欲求に気づく
私は誰からも愛されない
愛されないと思うなら、純粋には愛していない自分を知ろう。

第二章 ～自分をわかって大事にする～
自分に隠している自分を知る
本当の自分を直視するためは、勇気がいる。
自分の長所に出会う心理テスト
一番の自分の長所を意外に感じるのは、空気のように当たり前になっているから。
自分らしさを後回しにしない
迎合しなくていい。自分がどうしたいかを人に訊く時、自分らしさは二の次になっている。
いつもいい人でいなくていい
人は都合よく動いてくれる人を「いい人ね」と言う。
熱中していればココロは折れない
心が折れるときは、折れる隙間がある。
錆びない感性で今日を生きる
精神を解き放ち、自由な感性を大事にする。
消したい過去が消えない理由
記憶はよみがえってくるシステムだから、受け止めて
消したい過去の色を塗り変える
ネガティブな記憶は、受け入れ可能なものに置き換えて小箱に戻す。
人間関係のいばらの道も花咲く歩道に変わる3つの言葉
誠実、真面目、一途、これさえ守っていれば、失敗しない
無理しない、かっこつけない
少しずつでも、偽りなく楽しい話ができる自分になる
駆け引きしない、深読みしない
駆け引きは戦いモード、深読みするのは疑心モード。
ネガティブワードを少しだけ変換する
最初と最後の形容詞に光をともす

第三章 ～相手がわかる、見えてくる～
苦手なあの人はどんなタイプ？
対人関係チェックシートから、相手のタイプを分析し、コミュニケーションを工夫する
「勘違い自己愛？」あの人とどう付き合えばいいかが今わかる
「いつも皆から愛されたい」オーラが出ている人
根拠のない自信にあふれて人の言葉を聞かない人
周りの気持ちに寄り添わない人
自己実現が口癖の人

第四章 ～どんな時もあなたを支える１７のことば～
誹謗中傷に苦しんだとき
耳に入らなければ、無かったこと耳に入ったら、１０倍にして返すと決めておく
言い返す力をつける。自分の心は自分で守る
問題の対処に迷いがちな時
自分なりのハンムラビ法典で対処する
具体的な対処法を決めておく。迷いがなくなるとらくになる
誰かの助けが欲しい時
負けた自分を慰めるためのカウンセリングやセミナーは受けない
沼地でもがくあなたを岸辺から励ますような人についていかない
愚痴を言いたくなった時
「聞いてほしい」をやめる
聞いてもらっても、100%気が済むということはない
何かのせいにしたくなった時
何かを隠れ蓑にして泣かない
実力の伴わないところに立つ白羽の矢だったと辛いけど認める
感情が抑えられない時
不幸に続く道を、衝動的に選択しない
一時の感情に流されず、先を見通す瞳をもつ
不安な気持ちをうえつけられた時
生活設計に入っていない不幸だからと話題にしない
人の言葉に惑わされない。存在しない不安に脅かされない
自分なんて、と思った時
辛くても自分が生かされる方にまわる
自分の価値は自分で上げる。そのために必要なものを見極める
約束を守ってくれない人がいる時
「当然」を守れない人は「当然」切る
非があるのは、約束を守ってもらえないあなたでなく、守らない相手
人と話すことに苦手意識を持った時
伝えて相手にメリットがあることだけ言う
もらって嬉しい言葉は、人の心の中で輝き続ける。
自分の心がわからなくなった時
心の中のピースに色をつけてデザインする
自分のもつ創造性のすばらしさに気がついて
忙しすぎて大切なものを見過ごしてしまいそうな時
幸せな時間を止めて言葉に刻む。
優しく輝く時間は微分で記憶する。かけがえのない人生のために
親切が報われなかった時や負担に感じた時
いつも心にエスプリの美学を
人助けを後悔しない。毅然として美しい生き方を真似る
年齢を重ねることに不安を感じた時
時を超えて輝く本当の美を味わう
付け焼刃ではない、年を重ねるからこその美しさに目を向ける
いつも穏やかな精神状態でいたいと思った時
大切な記念品を眺めるようにあらゆるものを見る
あなたの人生で出会う人や事柄を全て、“愛す”という気持ちで受け取る
寂しさや孤独を感じた時
自分の中に永遠に輝くものを見つける
寂しさは、「独り在る幸せ」への大切なステップ。孤独は自立へのプロローグ