「できる!」ビジネスマンの雑学
2016年05月13日
[238]カンタン手料理-21 チャービルのコンソメスープ

 毎年春になると、庭一面が謎の草だらけになります。これまでは雑草扱いですべて抜いて「駆除」していましたが、どうやらハーブらしい、しかもかなりの美味、とわかりました。

 ものは試しと、咲いた花の写真をGoogle画像検索にかけたところ、Cow Paseryと出ました。牛のパセリ?

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 本名はワイルドチャービル。日本名はシャク、ノラニンジンです。

 チャービルと言えば、セルフィーユの別名があり、フランスではスープによし、卵料理によし。魚にも肉にも、とあらゆる料理に活躍する万能選手。日本では高級ハーブに分類されています。
 ところが庭に繁茂するそれは、チャービルの葉のような繊細さはなく、少し野暮ったく見えます。似たような形状をした植物にドクニンジンという毒草があるので注意が必要です。(ただしドクニンジンの花期は7~9月)

 開花の時期を見て、ワイルドチャービルに間違いなしとの判断で料理に使ってみました。作ったのはワイルドチャービルのコンソメスープ。お茶を淹れるのと同じ手順なのでカンタンです。

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(左からチャービル、タマネギ、コンソメ、イタリアンパセリ)

1.チャービルの葉を手のひら1杯分収穫
2.お茶パックの袋に入れる
3.カップに入れて250ccの熱湯を加えて、2~3分ひたす
4.固形のコンソメスープの素を加えて溶かす

 家族の感想では、コンソメスープがまろやかになり、薫り高いひと品に生まれ変わったそうです。

 もうひと手間かけるなら、薄くスライスした新タマネギ、イタリアンパセリをみじん切りにして加えると、いっそうおいしくいただけます。(水)

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