「できる!」ビジネスマンの雑学
2017年06月12日
[405]「青空文庫」に助っ人、続々。その背景は...。

 「青空文庫」は著作権が切れた文学作品などを無料で手軽に読めることで知られる「インターネットの電子図書館」です。

 このところ、その青空文庫へのアクセスが急増するという現象が起きています。

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往年の「青空文庫」に異変 背景にイケメンゲームが?
 著作権が切れた文学作品などをインターネットで無料で公開して人気を集めている「青空文庫」は、作品を入力する多くのボランティアが長年支えていますが、最近、ある異変が起きています。きっかけは、イケメンが多く登場するネットゲームだということですが...?
NHK NEWS WEB 6月6日掲出)

 このネットゲームとは「文豪とアルケミスト」のこと、略して「文アル」。イケメンの文豪たちを育成しながら、文学書を守って(?)戦うという一風変わったゲームです。
 このゲームに登場するのは、芥川龍之介や太宰治など実在した文豪たち。彼らに関心を抱いた女性ユーザーが、その作品も読むようになったことが原因ではないかと言われています。

 これと似たような現象がありましたね。刀を擬人化したゲームで日本刀ブームを巻き起こした「刀剣女子」です。

 ひょっとしてこれって、
 「青空女子」
の誕生でしょうか。

 日本はいつの間にか、女子の嗜好やムーブメントで消費動向が左右される時代になりました。

 この青空女子のすごいところは、ただ作品を読むだけではなく、未登録の作品を入力するボランティア活動を始める人もいることです。

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「青空文庫」トップページ

 こうした現象は、一時的なブームかもしれませんが、青空文庫の登録作品数が増えるのはなによりですね。(水)

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「青空文庫」 公式サイト

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