「できる!」ビジネスマンの雑学
2023年08月04日
[817]8月5日は「発酵の日」。自家製発酵調味料はいかが?

 8月5日は"ハッコー"の語呂合わせで「発酵の日」だそうです。連日の猛暑で食欲が減退気味の方も多いことでしょう。
 こんな時こそ発酵食品の出番です。味噌汁や納豆はすぐに手に入る発酵食品ですが、ちょっとした工夫でご自身の手で発酵食品を作ることができます。

1)塩麹
 一大ブームとなった塩麹。いまでは液状タイプも販売しているので、材料に塗るだけで塩麹食品を手作りできます。
 シャケの切り身の塩麹付けは定番ですが、塩麹はそれ以外の食材にも使える万能調味料。豚肩ロース肉や鶏胸肉などをひと味ちがった料理に変身させましょう。

 豚肉は厚切りのものを用意。塩麹を塗りつけてひと晩おいてから焼きます。水分が多く出る場合、筆者は紙タオルなどで随時吸い取ってカリッと焼き上げます。

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 鶏胸肉も豚肉と同じように焼きます。また、胸肉を半分に切り開いて、中にハーブを詰めて紐で縛り、塩麹してラップでくるんで一晩寝かします。
 耐熱ボウルに入れて電子レンジで中まで加熱します。冷ましてカットすると、塩麹味の鶏ハムができあがり。

 夏は魚や肉は傷みやすい季節ですが、塩麹に漬けておけば数日間は長持ちします。(ただし塩麹は保存料ではありません)

2)塩レモン
 ざっくり切ったレモンと塩(塩はレモンの重さの10~20%)を混ぜ合わせます。煮沸消毒した蓋付きビンに入れて、毎日ビンを振り回して中を攪拌します。レモン液が出てきたら完成。

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 塩麹と同じように使えます。特に鶏料理やハーブを使った魚料理との相性が抜群です。また、しょう油代わりの調味料としても使えます。

 これといってごちそうのない筆者の食卓ですが、このふたつの自家製調味料で、それなりにおいしいメニューを楽しんでいます。

 酷暑の続く日々ですが、発酵食品を積極的に摂取してこの夏を乗り切りましょう。(水田享介)

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■参考サイト

・「発酵日和」(万田発酵株式会社・ウェブメディア)

https://www.hakko-biyori.com/

・「発酵美食」(マルコメ株式会社・公式サイト内)
https://www.marukome.co.jp/marukome_omiso/hakkoubishoku/

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