トクする!情報成長術
2020年04月16日
第112回・ひとりの時間を作ること
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新型コロナウイルスの影響で、家族全員顔を突き合わせて自宅で24時間過ごしている、そんなご家庭も多いのではないでしょうか。我が家もそうです。


いくら仲良し家族といっても、毎日ずっと一緒だと息詰まるものを感じます。
けれど、その空気が少しラクになったのは、1日30分の読書タイムを設けてからでした。


1日30分、それぞれの自室にこもって本を読む。
その時間はお互いに話しかけたりもせず、完全にひとりの時間となります。
読書とは、とても集中する行為なので、この30分の静寂のおかげで、とても落ち着けます。おそらく子どもたちもそうだと思うのです。


30分は最初は長く感じるらしく子どもたちは不満げでしたが、今ではあっという間に感じるらしく、そのまま読んでいた本を読み続けることもあります。


私は普段はお風呂に入っている時にKindleで、それから寝る前に読書をしていますが、この30分読書の時には紙の本を読むようにしています。紙の優しい手触りも、やすらぎを与えてくれるからです。


本は、自分が読みたいものを読めばいいと思っていますが、マンガ以外のものというルールになっています。じっくりと活字に集中する時間を1日に1度持つのはとても大切なことだからです。


家にいることが多いこんな時は、読書にはうってつけです。自室にこもり、誰にも邪魔されない30分の落ち着き、ぜひ試していただきたいです。(作家・内藤みか(@micanaitoh))

illustration...Kakky

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