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 2014年06月
社長業!営々黙々とやっております
2014年06月



IMG_3357.JPG今年も社員旅行を実施しました。社員旅行はただ観光するだけではなく、『非日常』を感じることができるかを意識して計画を組むようにしております。昨年はアラスカへ行きオーロラ大爆発を観察しました。今回はどうしようかと迷っておりましたが、旅行委員より出された選択肢に『2014年 小笠原諸島・硫黄島クルーズ』とあったので、思わずこれだ!と選んでしまったわけです。



写真 3.JPG思えば以前から皆で船に乗りたい!という思いがありました。それは1998年の第13回東京都勤労青年洋上セミナーでの強烈な思い出があったからです。新さくら丸(10年以上も前に解体された)に乗船した中小企業から派遣された勤労青年たち。その数278人。東京都は1億9千万の都税をつかって我々の将来に投資をしてくれたのです。この時のつらくも楽しい思い出話はとても長くなるので次にいきます。言いたいことは今回の社員旅行をクルーズにした最大の理由がそこにあったことです。船での生活を共にすることの有意義さを洋上セミナーで知ったということです。
ということで、今回お世話になった「にっぽん丸」。総量22472トンで、183客室、520名の乗客を乗せることができます。外航客船です。ラウンジ、レストラン、寿司バー、カジノ、シアター、ライブラリー、インターネットカフェ、売店、ブティック、麻雀・囲碁・将棋の遊戯室、大浴場、多目的ホール、プール、ウッドデッキ、会議室などが用意されております。

IMG_4194.JPGのサムネール画像ただ乗船するだけではなく、今回は①営業会議、②編集マンのペアによる売れる企画講演会、③営業マンのペアよるベストセラーの作り方講演会、④6月度全体会議を行いました。まあ半分は研修船のようなものです。私としては個別ミーティングも船内で開催しようと思っていたのですが、船内に用意された様々な余興を楽しむ社員の嬉しそうな顔を見て、MTGは取りやめました。ということでOneonOneは今週やってます。会議の講演会は②も③も完璧な内容で大変興味深いものでした。本社に残ってくれている人に伝えるため、私が補足説明をレジュメに書きとめました。
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ここは船上です。会議中、「本船の前方にイルカがいます。あと5分ほどで遭遇します」という船長のアナウンスが流れます。すると皆そわそわし会議どころではなくなります。それは私も同じです。会議はさておき皆でイルカを観に行きます。感動の瞬間です。100頭はいたのではないでしょうか。しばらくすると「本船の前にクジラがいます」とアナウンスが流れればクジラ観察に出かけます。会議の進行も非日常でした。


写真 2.JPG今回は世界遺産(自然遺産)の小笠原諸島の父島へ上陸しました。僅か7時間ほどの滞在でした。まずは戦跡を巡るツアーに7名で参加しました(午後の部は4名)。父島の戦跡ツアーといえば「戦跡ガイド板長 田中さん(TEL04998-2-2795)」です。二代目である田中心さんにご案内をいただきました。さすが戦跡ルートを開拓した父上の子です。ココそこと隠れている戦跡や当時の物について明確に解説してくださいました。写真の大砲は今なお海の高台から敵に照準を合わせているように見えます。

IMG_3146.JPGにっぽん丸が父島の二見港に入港した際さっそく出迎えたのはトーチカ(防御陣地)です。自然遺産でもあり、戦争の歴史を語り継ぐ遺産でもあります。硫黄島の司令官で有名な栗林忠道中将は小笠原兵団長でもあり、硫黄島と同様に重要な拠点はすべて壕内に構築しました。発電所、通信室、医療室、司令室などが父島の山に壕として今も残っております。まずは戦跡を巡るにあたって海軍墓地へお参りにいきました。


IMG_3998.JPG写真は北硫黄島の写真です(笠雲)。ここに向かう前には硫黄島に船は位置しておりました(写真は掲載しません)。甲板の上は風がとても強く、これまで聞いたことのない風切音が「ヒューヒュー」と寂しそうに聞こえます。みな黙ったまま硫黄島を眺めておりました。お線香をあげる人、お水やお酒を海に流す人、手を合わせる人など静かな時間が過ぎていきました。私にはこれ以上を語る資格がないので文末に記載しました【参考図書】をぜひお読みください。


IMG_3991.JPG今年に入ってから息子が野鳥撮影に夢中になりました。私のCanon製カメラ(Eos)に300mmのレンズを付けて、週末のほとんどが野鳥撮りです。暖かくなり野鳥も少なくなったとかでカメラが私の元に戻りました。この旅行では私のコテツとして久しぶり活躍してもらいました。(写真)カツオドリです。両翼で1.2mにもなる大型の鳥です。300mmというレンズの効果を体感しました。これはすごい!と自慢の一枚です。


IMG_3482.JPGもう一枚。島で急病人が出たとのことで、にっぽん丸の出航が遅れました。その理由は左舷に着水した大型飛行艇の着水場所の確保でした。なお急病人は急を要するが命に別状はないとのことでした(ほっとしました)。朝日新聞の記事で見たことがあるままの飛行艇でした。川西式二式飛行艇の技術が活かされているとか。着水および離水の滑走距離の短さに驚かされました。すごいですね、日本の技術は・・・。


IMG_4046.JPGのサムネール画像今回お世話になった「 にっぽん丸」の船長さんです。船では毎朝8時を知らせる鐘が鳴ります。これを八点鐘というそうです。その後で船長の挨拶があり一日の大まかな予定を話してくれます。船長は乗客が少しでも愉しめるようにと本当に様々な配慮をしてくださいました。船長と乗客全員の約束で書けないのが残念ですが、サプライズ航路も用意してくれました。船長、幹部、クルーの皆さんには大変お世話になりました。心から感謝を申し上げます(サラマッポ!)。ところで皆さんは船が出港する際に水先人が乗船するって知ってましたか。水先案内人と聞くことはありますが、いまでも主要な港では水先人が船に乗船し、出航の際の助言をするそうです。水先人は黒いスーツにシルクハット(?)をかぶります。案内が終わって下船する際は縄梯子でPILOTと書かれた船に降り立ち万歳をして見送ってくれました。いろいろな仕事がありますね。

日記が長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。さすがにこれだけの旅行をすると次の旅行先選びが大変になってきます(汗)。社内では2泊3日でパートさんが参加できるようにしてほしいという意見もありました。日は短くても『非日常』がある場所を求めて・・・。
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【参考図書】
『散るぞ悲しき』 梯久美子
『ぼくらの祖国』 青山繁晴
『硫黄島決戦 (付・日本軍地下壕陣地要図) 』 橋本衛
『サメの通る道』 川波静香

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