図解 身近にあふれる「物理」が3時間でわかる本
図解 身近にあふれる「物理」が3時間でわかる本イメージ
著 者 左巻 健男
定 価 1,540円(税込)
初版発行 2020.7.20
ISBN 9784756920980
ページ 216
版 型 B6並製
物理まみれの世界へようこそ!
理科系の科目において、多くの方が履修し、そしてつまずくのが「物理」ではないでしょうか。

物理現象は私たちの身近にあふれている一方、「難しすぎてよくわからないもの」といったイメージを持つ方が少なくないでしょう。

本書ではそんな読者のために、公式や計算式などはほぼ登場しない、文系でも楽しく読める物理の本を目指しました。

私たちの現代社会は、物理の恩恵を受けて、その豊かさを享受しています。でもその内容が「さっぱり理解できない」では、なんだか人生損した気分です。
家電製品も音楽もスポーツも、街角から宇宙まで、あらゆるところにあるのが物理現象です。そんな身のまわりの面白話で、新しい日常を探しに行きませんか。

<身近な疑問を“物理”で解明!>
・若者にしか聞こえない音があるの?
・人はどうして2本足で倒れないの?
・生卵も殺人兵器になるの?
・スマホの電波に害はないの?
・ボールを遠くに投げるにはどの角度で投げたらいいの?

◎目次
第1章 「視覚と聴覚」にあふれる物理
第2章 「街角と宇宙」にあふれる物理
第3章 「快適生活」にあふれる物理
第4章 「電気と家電」にあふれる物理
第5章 「安全な生活」にあふれる物理
第6章 「人体とスポーツ」にあふれる物理
第7章 「球技」にあふれる物理

◎著者紹介
東京大学講師・元法政大学教授
専門は、理科・科学教育、科学リテラシーの育成。
1949年栃木県小山市生まれ。千葉大学教育学部卒業(物理化学教室)、東京学芸大学大学院教育学研究科修了(物理化学講座)、東京大学教育学部附属高等学校(現:東京大学教育学部附属中等教育学校)教諭、京都工芸繊維大学教授、同志社女子大学教授、法政大学教授等を経て現職。

◎訂正事項
下記の箇所に誤りがありました。お詫びし訂正いたします。

■p.87脚注
1行目 誤:「105」2箇所 → 正:「10の5乗」
3行目 誤:「1トン」 → 正:「10トン」
3行目 誤:「数十kg」 → 正:「およそ100kg」
目次を見る
編集部メッセージ
皆さんは「物理」と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか。
私は「赤点」です……。高校のときに定期テストでとった点数が赤点でした(ちなみにそのテスト、クラスの平均点が赤点というヒドイものでした)。以来「大」の苦手意識があった物理の本を手がけることになろうとは、人生わからないものです。
そんな私が手がけたからこそ!と言えるでしょうか。
本書はド文系の人が読んでも楽しめる本にしたいと思い、それをある程度実現できた本になったと自負しています。
著者の左巻先生がおっしゃるように、「物理」は自然科学の王様です。なるほどたしかに、目に見える現象の多くは物理法則と関連しているようです。つまり、ありとあらゆることにつながっている、いろんな話が登場する、そのことがよくわかる一冊になっているのです。
56項目の「楽しむための物理」をぜひ読んでみてください。
担当:田中
読者の感想
K.Sさん
2021年5月 1日 14:09
【購入の決め手は何ですか?】
勉強のためにわかりやすくて面白い物理の本を探していて、近くの本屋さんにあったのがこれだった。読みやすさ。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
価格は高いけど、少し読んでみてわかりやすくて、簡単な式は使うけどそんなに物理が得意ではない自分でも読めた。面白かった。目が滑らないのが良い。先生してたらしいのでわかりやすい。
匿名
2020年10月18日 11:41
【購入の決め手は何ですか?】


【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
私(母)は完全に文系なので、物理は苦手意識がありますが、身近な事から話が始まり、とても読みやすかったです。
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