世界経済はもっと荒れるぞ、そして超インフレだ
著 者 | 澤上 篤人 |
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定 価 | 1,870円(税込) |
初版発行 | 2020.5.25 |
ISBN | 9784756921000 |
ページ | 272 |
版 型 | B6並製 |
知っておかないと、あなたの資産と生活は守れない。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、世界はこれまでに経験したことのない未曾有の危機に直面しました。
サービス業を中心に生じた事業停止をはじめ、全産業にその影響が広がる中、各国の政府と中央銀行は前例のない財政・金融支援を発動しています。
いったい私たちの暮らしや経済は、今後どうなるのでしょうか?
常に長期の目線で経済を見通し、日本に「長期投資」の考えを広めてきたパイオニアでもある著者が、今後の見立てをまとめたのが本書です。
著者は、リーマンショック以降の金融緩和によって、これまでも資産バブル(株式や商業用不動産のバブル)が生じていたといいます。
今回の一件で、この流れにさらなる拍車がかかると述べます。
一方で、あまりに拡大された財政投入・金融緩和により、その破綻と崩壊も近いといいます。
そして、最後に襲ってくるのが「インフレ」です。
インフレのイの字も見えない現状の中、いったいどんな経緯をたどってインフレはやってくるのか、具体的に詳述。
「インフレは確実にやってくる」とした上で、では私たちはどんな対策をすればいいのか。それについてもしっかり解説します。
今後、世界と日本の経済、そして社会は、すさまじい混乱が起きることを覚悟しなければならないと著者はいいます。しかしそれは、健在な経済・社会に至るために、避けて通ることのできないプロセスだともいいます。
コロナ禍の未来を読み切る、著者渾身の緊急書き下ろしです!
◎主な内容
*各国はリーマンショック時を上回る金融緩和と資金供給に
*コロナ問題が落ちつけば、経済は急回復する
*今度のバブルは巨大、かつ短命で終ろう
*マーケットは激しい乱高下から総崩れへ
*主要国の中央銀行はどこまで財務を膨らませられるのか
*もう、インフレにまで行ってしまうしかない
*まずは悪性インフレ、そして本格的なインフレへ
*世界でもインフレの嵐が吹き荒れよう
*国には、恐ろしい現実が待っている
*年金や預貯金の目減りは割けようがない
*世界経済の大荒れに対処するための防衛プラン
*最大かつ最後の買い場がやってくる
◎目次
第1章 待ってましたの金融バブル崩壊と思いきや
第2章 金あまりで支えた経済は張りボテ細工でしかない
第3章 パンデミックの大騒ぎでみえてきたこと
第4章 一段とスケールアップしたバブルがやってくる
第5章 もうインフレへ直行するしかない
第6章 金融の時代が終わる時にわかる、恐ろしい現実
第7章 インフレの嵐を経て
第8章 実体経済の復権と、そこまでの生活防衛プラン
第9章 切り札は、なぜ「長期投資」なのか?
◎著者紹介
さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信会長。
1971年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後79年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年から運営している。同社の投信はこの1本のみで、純資産は約2600億円、顧客数は11万5000人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、世界はこれまでに経験したことのない未曾有の危機に直面しました。
サービス業を中心に生じた事業停止をはじめ、全産業にその影響が広がる中、各国の政府と中央銀行は前例のない財政・金融支援を発動しています。
いったい私たちの暮らしや経済は、今後どうなるのでしょうか?
常に長期の目線で経済を見通し、日本に「長期投資」の考えを広めてきたパイオニアでもある著者が、今後の見立てをまとめたのが本書です。
著者は、リーマンショック以降の金融緩和によって、これまでも資産バブル(株式や商業用不動産のバブル)が生じていたといいます。
今回の一件で、この流れにさらなる拍車がかかると述べます。
一方で、あまりに拡大された財政投入・金融緩和により、その破綻と崩壊も近いといいます。
そして、最後に襲ってくるのが「インフレ」です。
インフレのイの字も見えない現状の中、いったいどんな経緯をたどってインフレはやってくるのか、具体的に詳述。
「インフレは確実にやってくる」とした上で、では私たちはどんな対策をすればいいのか。それについてもしっかり解説します。
今後、世界と日本の経済、そして社会は、すさまじい混乱が起きることを覚悟しなければならないと著者はいいます。しかしそれは、健在な経済・社会に至るために、避けて通ることのできないプロセスだともいいます。
コロナ禍の未来を読み切る、著者渾身の緊急書き下ろしです!
◎主な内容
*各国はリーマンショック時を上回る金融緩和と資金供給に
*コロナ問題が落ちつけば、経済は急回復する
*今度のバブルは巨大、かつ短命で終ろう
*マーケットは激しい乱高下から総崩れへ
*主要国の中央銀行はどこまで財務を膨らませられるのか
*もう、インフレにまで行ってしまうしかない
*まずは悪性インフレ、そして本格的なインフレへ
*世界でもインフレの嵐が吹き荒れよう
*国には、恐ろしい現実が待っている
*年金や預貯金の目減りは割けようがない
*世界経済の大荒れに対処するための防衛プラン
*最大かつ最後の買い場がやってくる
◎目次
第1章 待ってましたの金融バブル崩壊と思いきや
第2章 金あまりで支えた経済は張りボテ細工でしかない
第3章 パンデミックの大騒ぎでみえてきたこと
第4章 一段とスケールアップしたバブルがやってくる
第5章 もうインフレへ直行するしかない
第6章 金融の時代が終わる時にわかる、恐ろしい現実
第7章 インフレの嵐を経て
第8章 実体経済の復権と、そこまでの生活防衛プラン
第9章 切り札は、なぜ「長期投資」なのか?
◎著者紹介
さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信会長。
1971年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後79年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年から運営している。同社の投信はこの1本のみで、純資産は約2600億円、顧客数は11万5000人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。
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読者の感想
経済の現状、未来が良くわかる。
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