「できる!」ビジネスマンの雑学
2018年02月28日
[511]山形県に移住しないか。今なら米みそ醤油が1年分

 山形県はさくらんぼ、ラ・フランス、リンゴ、だだちゃ豆、芋煮、米沢牛など、いくつもの高級食材を産出する「うまいもの県」です。

 その山形県が胃袋をつかむ戦術で、県民の人口増を狙っています。

山形県へ移住でコメ・みそ・しょうゆ1年分提供
 山形県は新年度、県外からの移住者世帯に1年分のコメ、みそ、しょうゆを提供する全国初の事業を始める。2018年度一般会計当初予算案に約260万円を計上し、300世帯分を準備する方針。
 県や市町村の相談窓口を利用して、県外から移住する人が対象。住民票で山形県内に移住したことが確認できれば、県産のコメ1俵(60キロ)とみそ3キロ、しょうゆ3リットルを贈る。
 県によると、コメやしょうゆなどを単品で提供した自治体はあるが、三つの食材をセットにしたのは全国で初めて。
河北新報 2018年2月24日掲出)

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※山盛りのごはんとお味噌汁さえあれば、なんとか生きてゆける。

 ところで、山形県とはどんなところでしょうか。北の方にあるので冬は寒そうなイメージです。調べたところ、移住者を増やすため積極的に取り組んでいるサイトがありました。

 山形県移住交流ポータルサイト
 「すまいる山形暮らし情報館」
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https://yamagata-iju.jp/

 このサイトを見る限り、就職や就農への支援があります。住まいの物件探しにも協力的です。さらには「空き屋バンク」という制度があり、使われていない住宅を格安で貸りられるようです。

 昔から言われていることですが、米・みそ・しょうゆさえあれば、最低限、飢えることはありません。

 あとは、肝心のおかず・・・。そこは、食材の豊かな山形のこと。なんとかなるさー。そういう声も聞こえてきそうです。

 たとえば、春は山菜採り、夏は田の草取りの手伝い。秋はラ・フランス、さくらんぼなど特産品の収穫で大忙し。冬は冬で、雪下ろしがあります。

 元気な若者なら体さえ動かしていれば、あちこちからお声がかりがあり、休む暇などなさそうです。

 まじめに働く人には、仕事もごはんも、おかずにも不自由はなさそうですね。

 いかがですか。だまされたつもりで一年分の米みそしょうゆを背負って、山形県に住んでみませんか。(水)

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■関連リンク
「山形県」 公式サイト
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http://www.pref.yamagata.jp/

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