「できる!」ビジネスマンの雑学
2018年03月14日
[517]大発見!百年ぶりにサクラの新種が見つかる

 3月はお花見の季節ですね。いまからサクラが咲く日を心待ちにしている方も多いことでしょう。

 サクラは日本では誰もがよく知っていて、研究され尽くした植物と思われていましたが、このたびサクラの新種が国内で見つかりました。しかも、百年ぶりに。

約100年ぶりサクラ新種 紀伊半島南部で群生
 紀伊半島南部に群生しているサクラが、国内の野生種として約100年ぶりの新種と判明したと、森林総合研究所(茨城県つくば市)が13日、明らかにした。
 三重県熊野市、奈良県十津川村、和歌山県田辺市など、熊野川流域を中心に南北約90キロ、東西約60キロの範囲で確認された。鮮やかなピンク色の美しい花が特徴で、森林総研の勝木俊雄サクラ保全担当チーム長が熊野地方にちなみ「クマノザクラ」と命名した。
(中略)
 住民は4月上旬に咲き始めるヤマザクラより早いため、「早咲きのヤマザクラ」などと認識していた。勝木さんは「人に身近な所で咲いていたのに新種と分からなかったのは驚き」と振り返る。
日本経済新聞 2018年3月13日掲出)

 地元の方々には、ちょっと早咲きのヤマザクラだな、と思われていたのに、実は新種だったとは驚きですね。

 この新種を発見したのは、「国立研究開発法人 森林研究・整備機構」です。

2018031401.jpg
※国立研究開発法人 森林研究・整備機構 公式サイトより引用

 ふだんからなにげなく見ている風景にも、新たな発見があるとは、本当にすばらしいですね。日本の、そしてサクラの多様性に乾杯!(水)


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■関連リンク
国立研究開発法人 森林研究・整備機構
https://www.ffpri.affrc.go.jp/index.html

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