「できる!」ビジネスマンの雑学
2022年08月15日
[721]8月15日におすすめする漫画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』(全11巻)

 8月15日は太平洋戦争が終結し、日本が無条件降伏をした日です。いまどきの日本の若者は、かつて日本と米国が戦ったことを知らないそうだ、といわれています。
 この手の話は何も日本に限ったことではないようです。

 あのベトナムでも、
「我が国の若者に、ベトナムがアメリカと戦って勝利したことを知らない者がいた」と同様に嘆く声をニュースサイトで読んだ記憶があります。

 日本では戦争の記憶が失われつつある今、それにあらがう作品も誕生しています。

 もっとも激しい戦闘が行われたペリリュー島の戦いに焦点を当てた漫画、『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』です。

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 ほのぼのとしたタッチの登場人物たちと和やかな会話で始まるこの作品は、しだいに本当の戦争をえぐりだしていきます。

 出版社の白泉社・公式サイト内で、試し読みができます。
 https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/42935/

 また、スマホならスマホ用公式サイト「マンガPark」からも試し読みできます。
 https://manga-park.com/

『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』(全11巻+外伝1巻)
昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。
■著者名: 武田一義 / 平塚柾緒(太平洋戦争研究会)
■出版:白泉社
■定価:各巻660円(本体600円+税10%)
■発売日:2016.7.29

 ぜひとも、ご一読をおすすめします。(水田享介)

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