「できる!」ビジネスマンの雑学
2023年02月24日
[773]iPhoneのバッテリー交換費用、3月1日から値上げ

 否応なしに諸物価の上昇が続く昨今、ついに筆者の使い慣れたiPhoneにもその波はやってきました。

 アップルでは、iPhoneやiPadなどのバッテリー交換費用を3,000円~3,800円程度、3月1日から値上げします。

 iPhoneを使っている方は、[設定]から[バッテリー]を選択して、[最大容量]を調べてください。
 その数字が80%以下ならば、バッテリー性能はかなり落ちています。この機会にバッテリー交換をお勧めします。

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 筆者のiPhoneは最大容量82%でしたが、外出先で乗り換え案内を調べたり、ニュースを見たりすると、その日の夜にはバッテリーアイコンが赤くなる状態です。外に持ち歩ける時間は半日が限界で、2日に一度は充電が必要なため、モバイルフォンとは言えない状態になっています。

 アップルの正規の修理サービスを受ける方は、以下のリンク先から行えます。

[iPhone の修理サービス]
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair

 性能が劣化したバッテリーの交換は、保証対象外となり有償です。上記サイトでおおよその料金がわかるようになっています。
 ただし、AppleCare+ に加入していて、[最大容量]が80% 未満なら、バッテリー交換は無償になります。無償の対象になるかは事前に確認することをお勧めします。

 実際にiPhoneのバッテリー交換を申し込んだ方の手順を以下のサイトで確認できます。

3月から3000円値上げ
iPhoneのバッテリーを交換すべき人、しなくていい人
値上げ幅はiPhoneの場合、一律で3000円、iPadは3800円。iPhoneやiPadなどのバッテリー持ちが気になっているのであれば、値上げ前のタイミングで交換をしておいた方がいいかもしれません(料金はいずれも税込み)。
ITmedia/山本竜也 2023年2月22日)

 ただ慌ててバッテリー交換に持ち込む前に、やっておくことがあります。
・iPhoneをパソコンに接続して、電話帳や写真などのバックアップを取っておく。
・預かり修理となると数日~一週間程度の期間、電話だけではなく、スマホ認証、スマホ決済、ネット接続が使えなくなります。sim交換できる機種であれば代替え機を事前に用意しておきましょう。

 また、古いモデルなどの旧製品は、交換対象から外れることもあります。その場合、正規外の店舗でサードパーティー製品に交換することになります。自己責任での交換となりますので、バッテリーの品質や店舗の保証などを事前に確認することをお勧めします。

 充電を頻繁に求められている方は、早めのバッテリー交換を考えた方が良さそうですね。(水田享介)

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