ネット通販の普及に伴い、宅配で商品を受け取る機会は飛躍的に増えています。
その際の課題が、配達と在宅のタイミングがずれるとなかなかスムーズに受け取れないと言うことです。
筆者の場合は庭に出ていたり、家の中でもインタホンのピンポンが聞こえない場所にいると、受取りを逃してしまいます。
こうした再配達の頻度は、10回の配達で1回は起きているそうです。
宅配便の再配達削減へ 「置き配」普及促す動き 官民で広がる
国土交通省は、荷物の再配達の割合を今年度中に6%とする目標を掲げていますが、ことし4月時点では10.4%と、依然、10個に1個以上が再配達...。
(NHK NEWSWEB 2024年7月8日)
そこで国土交通省は宅配を選択した利用者にポイントを付与するサービスを支援することにしました。
ネット通販の利用者が置き配や宅配ボックスを活用し、1回の配達で荷物を受け取った際にポイントを付与するサービスを事業者が導入した場合、国がポイントの付与にかかる費用を配達1件につき最大5円、最長2か月間、補助...。
(NHK NEWSWEB 2024年7月8日 前出記事より)
いわゆる「置き配ポイント」制度の開始はいつからでしょうか。今年、2024年10月からスタートするようです。
「置き配」選ぶとポイント付与、政府が10月から実施 再配達の半減を目指す
政府は、宅配便で「置き配」や「コンビニ受け取り」を選んだ消費者にポイントを還元する事業を10月に始める。
(ITmedia NEWS 2024年7月26日)
いまではいろんな支払いの機会でポイント付与が普及しており、支払いもポイントの受取もすべてスマホ一台で済ませる時代です。
レジでスマホをかざす人を見る度に、ポイントを受け取ったり使ったりする手間と精神的負担を、別の所に使った方がいいのではないかと、筆者は考えてしまいます。
ポイント全盛の今、筆者は古い人間なのかも知れませんね。(水田享介)