今年は新春からいいことだらけ(けっこう毛だらけ・・・)、となりそうです。
これまで治療方法がなかった進行性の腎臓病に着目した国内の研究所が、新薬を開発してその症状を劇的に改善し、寿命を引き延ばす効果を確認しました。早ければ年内(2026年)にも実用化するそうです。
すわっ、これで日本人の健康長寿がさらに伸びそう・・・ではなく、これはネコちゃんのお薬の話です。
<独自>ネコの腎臓病新薬、早ければ年内にも実用化へ
治験終了、4月には国に承認申請
ネコの死因1位ともされる腎臓系の病に侵されたネコのための新薬の実用化が近づいている。治験はすでに終了、4月には国に承認申請する計画・・・。
(産経新聞 2026年1月7日)![]()
このネコ用新薬を開発した宮﨑徹所長(AIM医学研究所)の前職は東京大学大学院教授でした。
宮崎氏は血中タンパク質であるAIMが体内のゴミを除去する機能を研究する過程で、ネコの死因の多くがAIMが機能せず腎臓内にごみが蓄積して腎臓病になりやすいことを発見。
ネコの治療薬ができればその寿命を倍の30年に延ばせると発表すると、愛猫家らから、一刻も早く薬を開発して欲しいと3億円もの寄付が集まりました。
これを受けて、宮崎氏は東大院教授の肩書きを捨て、ネコ用治療薬を開発する研究所を設立。
コロナ禍の艱難を乗り越えて、ついに実用化のめどを付けたのでした。
その効果の程は前出の記事をお読みいただくとして、ネコの寿命は何年ぐらいでしょうか。飼い主としては何年ぐらい生きていれば満足するのでしょうか。
筆者の調べでは、ネコの平均寿命は室内飼いで15,6年ほど、野良猫はわずか3~5年しかありません。
猫の平均寿命は種類によって違う?
(日本ペットフード)
猫の寿命は何年?長生きさせるコツや高齢猫との向き合い方を徹底解説
(いぬねこ健康手帖 2025年7月24日)
筆者の感覚では、イヌもネコも10年生きれば充分だと思っていたので、令和のネコが意外に長寿であることに驚きました。
※筆者撮影
はたしてネコちゃんの治療薬はいつ頃の発売でしょうか。
愛猫家のみなさんは首を長くして待っていることでしょう。
その一方で、ネコたちはうたた寝しながら実用化を待っているかもしれませんね。
「うれしいニャア。あと15年も食って寝ていられるニャア」(水田享介)
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【関連リンク】
一般社団法人 AIM医学研究所
https://iamaim.jp/