トクする!情報成長術
2019年09月09日
第28回・新幹線はあえて各駅停車のこだまに乗る
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東海道新幹線に乗って地方に出かける際、あまり急いでいない時は「ぷらっとこだまプラン」を利用することがあります。名古屋までひかりやのぞみだと約1時間半ですが、こだまだと約2時間半もかかるのですが。


その間何をしているかというと、新幹線の座席で読書をするか原稿を書いています。私は電車が好きなので、できるだけ長く電車に乗っていたいという気持ちもありますし、電車自体が、移動カフェのようで楽しいのです。


もちろん、隣に座る人によって、多少の運不運はあります。
大イビキをかいて眠る男性が隣だった時もありますし、からあげ弁当やビールを飲食する人が隣で、おいしそうな匂いがこちらに漂ってきたこともありました。
でもそうしたお隣運もまた、旅情なのだと受け止めています。


もちろん疲れている時は寝てしまうこともあります。電車の揺れに身を任せて眠るのは、とても気持ちがいいので、それもまた楽しいひと時。つまり、新幹線に乗っている間の2時間30分は、私の自由時間のようなものなのです。


外の景色が流れていく様子を眺めたり、本を読みふけったり、時には考え事をしたり。ほんの短時間ですが、いつもとちょっと違うところで作業を行うことで、とてもリフレッシュできるのです。しかも料金ものぞみだと約11000円ですが、ぷらっとこだまだと通常期は8300円で買えるので、かなりオトクです。


ついでに言うと宿泊する用事がある時も、JR東海ツアーズの往復新幹線付きのぷらっとこだまプランにすることも。安いものだとホテル代がほとんどかからないくらいの価格で泊まれてしまうので、オススメです。のぞみにすると追加料金がかかるのですが、こだまはかからないので、良い節約にもなるのです。(作家・内藤みか(@micanaitoh))

illustration...Kakky

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