先週末の2025年5月30日(金)、小泉農林水産大臣がXに気になる投稿をしました。
※小泉農林水産大臣の投稿(Xより)
JR東日本が「3000円台で銘柄米を販売」、「お米キャンペーン」・・・。
聞き慣れないワードの連発です。いったいどういうことでしょう。小泉大臣が紹介するリンクはこちらです。
JR 東日本グループは物流・販売ネットワークを活かし、
"生活応援価格"のお米を"いち早く"食卓にお届けします
(JR東日本・JR東日本ニュース 2025年5月30日)
※「はこビュン」サービスのイメージ
上記のニュースによると、6月中旬を開始予定として「はこビュン」で輸送したお米を事前予約制で販売するとのこと。
「はこビュン」とはJR東日本が法人向けは昨年から、個人向けは今年からJRE MALL の予約システムで荷物を受け付けて、新幹線などの鉄道網を活かし、早い便では即日配達も可能な宅配便です。
※新幹線・特急イメージ「つばさ」
乗りもの専門サイトの「乗りものニュース」でも同日に報道しています。
新幹線が小口輸送貨物に!
JR東日本グループは「はこビュン」を活用することで、備蓄米倉庫から仲介業者を飛び越え、小売業者もしくはJRE MALLに届け、迅速に購入者へ販売するイメージ図を公表・・・。
(乗りものニュース・編集部 2025年5月30日)
※新幹線車内積み込みイメージ
東京駅から新青森駅までの距離は約715㎞あります。この距離は東京から西に向かうと、岡山市(640㎞)、松山市(700㎞)を越えて、高知市(730㎞)付近まで到達します。
※新幹線・在来線特急ネットワーク
広大な東日本地域をカバーする新幹線網を活かせば、各地の特産物がもっと身近になるはずです。
お米不足、令和の米騒動(?)から俄然、注目を集めることとなった「はこビュン」サービス。銘柄米がどんどん首都圏に直送されるようになると、大ヒットとなるかもしれませんね。(水田享介)