「できる!」ビジネスマンの雑学
2025年07月14日
[997]お風呂に新発想。折り畳み浴槽

 これからの暑い夏の季節、みなさんのお風呂事情はどうなっているでしょうか?

 暑い夏こそ熱々のお風呂という人、ぬる湯の人、お湯シャワーもしくは水シャワーでササッと済ます人・・・。
 ひとそれぞれですが、浴槽で「お湯につかると一日の疲れが取れる」と思うのは、高温多湿の日本に暮らす人の共通認識といえます。

 住宅事情の厳しい都会では浴槽を設けずシャワールームのみという住宅も増えているとか。使用頻度の低いお風呂がなければもうひと部屋分のスペースが取れるからという切実な事情もあるようです。

 水まわり・住宅関連企業の株式会社LIXILでは、このお風呂事情を一変させる画期的な商品を開発。昨年より販売を始めました。

 新発想・新コンセプトの浴室空間「bathtope(バストープ)」

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 ひとことでいうと、「リムーバブルな浴槽」--。何のことでしょうか?

 bathtopeは、布製の浴槽(fabric bath)にお湯をためて入浴し、使用後はコンパクトにたたんで収納することができる--というリムーバブルな浴槽を備えた浴室空間。

【bathtope 公式サイト】
https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/s/bathtope/

 ふだんは広いシャワールームとして使い、お風呂に入りたい時は布の浴槽を広げて、たっぷりのお湯(140リットル)にひたることができます。
 折りたたみ式の布製浴槽なら、使わない時はしまえばいい。発想としては、和室に敷いたり片付けたりするお布団のようなことですね。

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 一見、ハンモックのようにも見えますが、吊り下げではなく底部はシャワールームの床に接地する仕様のため、入浴時の安定性も高いそうです。

 ところで、一年を通して暑い国に住む人々は、どうやって暑さをやり過ごしているでしょう。

 タイ王国では、水浴びの習慣が根付いており、朝、外出の前後、夕方、寝る前など、一日に2~5回のアップナーム(タイ語で水浴び)は常識になっています。

 シャワーくらいでは夏の暑さをしのげない日本は、もう熱帯地域を通り越して、灼熱地域になってしまったのかもしれませんね。(水田享介)

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【関連サイト】
LIXILグローバルサイト(公式サイト)
https://www.lixil.com/jp/

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