「できる!」ビジネスマンの雑学
2026年06月15日
[1125]桜桃忌を前に三鷹市が注意喚起。なぜ?

 今年も太宰治を偲ぶ「桜桃忌」(6月19日)が迫ってきました。太宰文学は何度となく再人気、再流行を繰り返してきました。最近では太宰独特の自虐気味の言葉選びがSNSにマッチするらしく、今また若者を中心に流行りを見せています。

 そんななか、墓地のある三鷹市では気になるメッセージを発表しました。


※東京都三鷹市の公式アカウント

 もともと桜桃忌とは太宰と親交のあった作家たち、井伏鱒二、檀一雄、佐藤春夫らが太宰の遺族とともに想い出を語る集まりであったそうです。
 その後は、太宰の弟子や「太宰治賞」関係者の会へと改まりましたが、平成初めには解散しています。(三鷹市公式サイトより要約)

「太宰治と三鷹」(三鷹市公式サイト)
https://www.city.mitaka.lg.jp/dazai/dazaitomitaka/outouki.html

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 太宰ゆかりの人々がいなくなった桜桃忌は、どんどんとレジャー化、お遊び化していくことに三鷹市の危機感があるようです。

 お墓にお供え物を放置したまま立ち去る、墓の周囲にゴミをまき散らす、墓にイタズラをしたり汚損する、などなど傍若無人の振る舞いは決して許されるものではありません。

 せっかく三鷹・禅林寺まで足を運ぶのであれば、地元の観光ガイド協会に案内をお願いすることをおすすめします。

「みたか観光ガイド協会」-ようこそ三鷹へ-
●令和8年6月19日(金)桜桃忌ガイド 実施いたします!
●2026年「定例ガイド」/第212回 6月28日(日)
【公式サイト】
https://mitakaguide.p-kit.com/
※詳細は公式サイトをご確認ください。

 太宰がよく利用していた三鷹駅西の「跨線橋(こせんきょう)」は解体され、もうその姿はありません。現在は「三鷹跨線人道橋跡ポケットスペース」として一部が移築されています。

三鷹跨線人道橋跡ポケットスペース
三鷹跨線人道橋跡ポケットスペースは、令和8年3月28日、三鷹跨線人道橋南側階段跡地に開設しました。
JR東日本から譲り受けた階段・橋桁の展示に加え、三鷹跨線人道橋の解説や三鷹ゆかりの文学者・太宰治にまつわる展示などを設置・・・。
三鷹市・公式サイト内 2026年3月30日)
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/118/118443.html

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※在りし日の跨線橋

 太宰が身を投げたことで知られる「玉川上水」は、江戸時代に人の手で掘られた人工の上水設備であり、現在は「国指定史跡」です。いまも多摩地区から都心へと休まず水を送り続けています。こちらもぜひご覧ください。(水田享介)

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