JR東日本は2026年7月30日、「えきねっとQチケ」サービスを2026年11月1日(日)乗車分から上信越や首都圏を含むJR東日本全域で開始すると発表しました。
このサービスを使えば、紙の切符やSuicaを持たずに自動改札にスマホをかざすだけで通過できるようになります。
Suicaも紙きっぷも不要!
JR東日本全域で「QRきっぷ」OKに 計画前倒しでエリア拡大
2026年11月1日(日)乗車分から上信越(上越・北陸新幹線含む)や首都圏などでもサービスを開始し、BRTやバス代行輸送区間を除くJR東日本の全域で利用できる・・。
(乗りものニュース/編集部 2026年7月31日)![]()
※イメージ
その仕組みは航空機の搭乗手続きなどで一般化している、QRコードによる乗車手続きといえばわかりやすいでしょう。
まず、スマホに「えきねっとチケットレス」アプリをインストールします。事前に切符を購入(※クレジットカード決済のみ)するとQRコードが発行されます。アプリに表示される「乗車用QRコード」が切符の役目を果たします。
(※えきねっとに登録したクレジットカードのみのお申込みとなります。お申込みの前に必ず、えきねっとにクレジットカードをご登録ください。)
もし、自動改札機がなくても大丈夫。自分のスマホから「セルフチェックイン、セルフチェックアウト」の操作をすることで、駅員さんや乗務員さんがその画面で切符の利用状況を確認できます。
えきねっとQチケサービスとは?
きっぷの代わりに「乗車用QRコード」をQRコード対応の自動改札機にかざすことで簡単に乗り降りできるサービスです。
(えきねっと )
より詳しい紹介はこちらのサイトへ
えきねっとQチケとは
スマートフォンひとつでご乗車いただくことができ、みどりの窓口や券売機でのきっぷのお受取りは一切必要ありません。Suicaエリア外のご利用でも、チケットレスでシームレスにご利用いただけます。
(えきねっと 2026年7月30日)
JR(国鉄時代も含めて)が紙の切符だけだった頃、ありましたね。出発駅に集合していざ乗車しようとした時...、あれ、みんなの切符を預かっていたはずが...どこにもない!
「Qチケサービス」の登場で切符紛失の恐れはなくなりましたが、新たな心配ごとが出てくると筆者は予感しています。
予想されるトラブル発生例
物理的なスマホトラブル
1)バッグに入れたスマホが見つからない。
2)スマホをロック解除するパスワードを忘れた
「Qチケサービス」になじめていない問題
3)QRコードを取得していなかった(現金で買っていたなど)
4)スマホ画面にQRコードを呼び出せない
筆者は航空会社がQRコードチケットを導入した当初、こんな光景を目撃しました。
搭乗口でスマホ画面を見たまま凍り付く初老のご婦人。そしてそのすぐ隣でイライラしながらも手助けができないおじいさん。
4)のように、QRコードが表示された場所にたどり着けないのでしょう。トップ画面から目的の画面に遷移させるのは意外に難しいもの。そもそもチケットを購入する時は、ツアー案内や予約画面から申し込んでいます。
そのあとに「おまけのように出てきたQRコード」など気にも留めていません。
筆者が予想する意外な原因と対策
5)QRコードに飛ぶリンクは見つけにくい。マイページなどに搭乗予定があります。「えきねっとQチケ」なら専用アプリ内にあります。
6)「機内モード」で通信をオフにしているとサイトは出てこない。今では通信オフでもQRコードが出るサイトもありますが、スマホの通信を確認しましょう。再起動で通信が復帰することもあります。
7)ローバッテリー状態。出発前にスマホを使いすぎると危険。スマホがチケットです。
8)画面の輝度が暗すぎる。充分な明るさがないと読み取り装置がQRコードを認識できません。輝度を上げましょう。ローバッテリーでも暗くなります。
9)画面割れ。![]()
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上記トラブルのうち4)~7)までの簡単な対応策があります。
QRコードが発券された時にすぐに「スクショ(スクリーンショット)」機能でスマホ画面を画像に残しましょう。画像は「写真」として残るのですぐに開くことができます。
(※サイトで表示したQRコードの提示を求められることもあります)
8)、9)はスマホの物理的問題のため、1)、2)と同様、ご自身で解決するほかありません。
スマホがチケット代わりになりますから、バッテリー状態、輝度、リンク先登録などスマホのいくつかの機能を覚えておくことが大切です。
スマホで便利になるといっても、すべてのことをスマホがやってくれるわけではありません。スマホを使うための最低限必要な機能をこの機会に覚えておくのがいいでしょう。(水田享介)