まだ大学生の頃、夢ノートを書いていて「30歳までに世田谷に３階建ての一戸建てを購入する」と書きました。29歳の時に、それが実現した時には驚きました。夢ノートはすごい！と思いました。

残念ながら、私は離婚することになり、その家は何年かしたら手放すことになってしまったのですが、それでも「夢は書くと現実になる」ということを実感したすごいエピソードとなりました。

夢は、まずは書き出してみることが必要です。もちろん手書きではなく、スマホなどに入力するだけでも大丈夫だと思います。そして書いてから、それが実現した時の自分の姿を頭の中にイメージすることです。

私は当時、夢ノートに他にもいくつもの夢を書きました。その中には叶ったものもあれば、叶わなかったものもあります。その違いは、イメージできたかどうかだったと思うのです。

当時大学生だった私は「いつか憧れの世田谷に３階建ての家を持てたらどんなにいいだろう！」と、ノートに書いた時に胸が高鳴りました。そして自然と「広いリビングで......収納は大量にあって......」などとイメージできたのです。実際、住んだ家はまさに理想通りの間取りでした。もしかしたら妄想力は夢の実現に大きな助けになるかもしれません。

最後に、イメージするだけでは説明がつかない不思議なことも実現したということは記しておきます。当時の夢ノートには「子どもは２人。男の子と女の子」と書いているのですが、まさにその通りになりました。これについては偶然だとしても、とても神秘的に感じています。

皆さんもお時間あるときに、夢を楽しく書き出してみませんか？
（作家・内藤みか（@micanaitoh)）

illustration...Kakky