オンラインで映画をレンタルできるようになってから、街のDVDレンタルに行く回数が減ってしまいました。理由はオンラインのほうがラクだからです。

街のレンタルショップのほうが安く借りられることが多いのですが、いちいち借りに行き、そして返却にも行かなくてはなりません。それに、予約ができないので、新作などは、レンタル中で唇を噛む、ということも多いのです。

オンラインでの動画レンタルは、レンタル中になることはありませんので、確実に鑑賞できます。どうしても観たい映画の場合、オンラインで借りるほうが無駄がないのです。

本も音楽もネットでデータを手に入れるだけで済む時代になってきました。それらはタブレットの中に入るので、本やCDやDVDのコレクションで棚がいっぱいになるという悩みもなくなりつつあります。

そして映画のオンラインレンタルのおかげで、全国ロードショーしていないような作品を遠方に住む人が鑑賞できるようにもなりました。アップリンクという配給会社では独自に映画をレンタルしています。レンタル代は時には1000円を超えるものもあり、高めなのですが、遠方に住む人にとっては、わざわざ交通費をかけて東京の映画館に行かなくても鑑賞できるようになったのだから、全然高いとは思わないでしょう。

今後、インディーズ作品のオンライン配信なども進むのではないでしょうか。そうしたらレンタル料で制作費も多少は回収されるかもしれないのです。やがて、インディーズ映画専門レンタルショップなんていうものもネットにできるかもしれませんね。（作家・内藤みか（@micanaitoh)）

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