「できる!」ビジネスマンの雑学
2016年11月30日
[324]米国にお昼寝専用車「Nappify(ナッピファイ)」、登場

 アメリカに住むベトナム人兄弟が、とてもおもしろいビジネスを始めました。その名も「Nappify(ナッピファイ)」

 簡単に言ってしまうと、昼間の「ちょい寝」サービス。

 4つの寝室を設けたトラックを、移動式のお昼寝専用車として街中を走らせ、だれもが利用できるお昼寝スペースを提供するというものです。

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※車両の外観(公式サイトより)

米国でベトナム人兄弟が「昼寝カー」のサービス開始
 米国でベトナム人の兄弟が小さな寝室4部屋を備えた車「Nappify(ナッピファイ)」を設計し、1回13USD(約1352円)で昼寝の場所を提供するサービスを開始した。
 米国人は昼寝をする人が少なく、大抵はコーヒーやエナジードリンクを飲んで眠気を覚ましているが、健康には良いとは言えない。そこで米国の大学で経営学を学んだ兄のケビン・ファム(Kevin Pham)さんと弟のケン・ファム(Ken Pham)さんは、この移動式昼寝サービスを思いついた。
ベトジョー 2016年10月31日掲出)

 「nap」という言葉は、昼寝、仮眠、ひと寝入り、うたた寝するといった意味です。英語には言葉があっても、アメリカ人にはお昼寝の習慣がないとは、実に可哀想な話です。

 日本では昼休みに自席で突っ伏して寝ている人もいますが、ちゃんとベッドで眠れるなら、その方が良さそうですね。
 このサービスを日本で例えるなら、漫画喫茶からドリンクと漫画本を取って、トラックに乗せたものと考えるとわかりやすそうです。


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※車内に4部屋を用意(公式サイトより)

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※室内の様子(公式サイトより)

 余計なお世話ですが、ひと眠りで約1,500円を払う人がどれだけいるのでしょうか。
 そんな筆者の心配をよそに、公式サイトでは、すでに第二世代の昼寝カーの開発に着手しているそうです。

 「The 2nd-gen Nappify trailer is coming !
... We are currently working very hard to develop the 2nd-gen Nappify trailer with double capacity while considering our guest constructive feedbacks into the design. 」(Nappify 公式サイトより)

 もうひとつ、筆者が気がかりなのは、移動する寝室ですから、目覚めたときに思いもよらぬ場所で起こされたりはしないのでしょうか。

 それが気になって、夜も眠れません。(水)

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■関連リンク
Nappify 公式サイト

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