「できる!」ビジネスマンの雑学
2026年05月20日
[1114]東京もクマ出没地。高尾山界隈に注意喚起

 当コラムではたびたびクマへの注意を呼びかけてきました。とはいえ、東京に住む人々の耳にどれほど現実のものとして届いたのか、筆者は心配していました。

[1039]山であなたをオーイと呼ぶ声。それクマです
山にいる時、「おーい、おーい」という男性の呼ぶ声が聞こたら、それはツキノワグマの声だから急いで逃げろ!・・・。
当コラム 2025年10月29日
https://www.asuka-g.co.jp/column/2510/012887.html

[1068]昨年のクマ出没、飢えが原因じゃなかった!
クマは食糧が不足していたわけでなく、栄養状態が良いのに人里に降りてきていた・・・。クマだっておいしいものを食べたい。グルメのクマが増えたから?という結論のようです。
当コラム 2026年01月19日
https://www.asuka-g.co.jp/column/2601/012949.html

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※北海道のヒグマ出没注意看板

 そんな中、ついに先日、東京随一の低山登山を楽しめる高尾山で「クマへの注意喚起」がSNSで発信されました。


高尾ビジターセンター【公式】のXより引用
@takaovc

 「高尾山周辺では、奥高尾方面を中心にツキノワグマが生息」していると明記。つまり、高尾山では行楽用ルートを一歩外れて周辺を歩き回ると、クマの生息地に入り込むのです。もし、クマに襲われたとしても、人の方がクマに近づきすぎた結果ですよと警告しているのです。

 近畿地方や東北地方で「山菜採りに行ったら出くわした、畑仕事をしていたらいた、学校や駅の近くをクマが歩いていた」というクマ遭遇ニュースはもう他人事ではありません。
 東京は大都会だからと安心しきっていた人たちも、もうのんびりとしてはいられなくなりました。

 クマが街中に出没する場合の流入ルートは主に河川と言われています。川沿いの河川敷など、雑木の茂みを利用して人目に付かないよう川を上り下りしているようです。高尾山周辺にはいくつも小さな川があり、それらはより大きな河川の相模川、浅川などに集約されます。

 多摩川、浅川などを移動のルートとして、いずれ郊外の街中にクマが出没することも充分考えられます。

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※福島県のクマ出没注意看板

 今年のクマの行動は去年までの活動で人里に食料があることを学習しており、施設、人家への侵入にためらいがないともいわれています。

東京はすでにクマに囲まれている...
専門家が「ここまで侵入する可能性がある」と警鐘を鳴らす"要警戒エリア"
 現在の東京都のクマの分布の最東端は青梅市や日の出町周辺、それから高尾山のあたり・・・。実際、青梅の多摩川河川敷ではすでにクマが目撃されています。
PRESIDENT Online/東京農工大学大学院農学研究院教授 小池 伸介 2026年04月05日)

 クマと出会わないためのクマ鈴は必需品かも知れません。また今後はクマと遭遇したらどう行動するかの知識が、わたしたちの命を守ることになります。(水田享介)

★追加情報
奥多摩ビジターセンター【公式】ではクマ被害防止のためいくつかの登山道を通行止めとしました。(2026年5月19日から実施)


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