夏の朝、フルーツや野菜を混ぜ合わせたスムージーは、飲み口もよく消化を助け、さらには健康まで増進してくれる飲料として大人気です。
最近のトレンドでは糖分や脂肪分の多いアイスクリームの代わりにヨーグルトを使ったスムージーは、腸活やヘルシーな朝食として注目を集めています。
特に自分で好みの味に仕上げる自家製スムージーやフローズンヨーグルトは、検索すればいくらでもヒットするほどの人気です。
今や大人気のスムージー飲料ですが、実はその中身の組み合わせに注意が必要という研究結果が出ています。
スムージーにバナナを入れると健康に良い成分の体内濃度が低下する
Food & Functionに掲載された論文では「スムージーにバナナを入れると特定の成分の体内濃度が低下する」という研究結果・・・。(中略)バナナスムージーを飲んだ被験者のフラバノール濃度は対照群と比べて84%低いことが判明・・・。
(GIGAZINE 2026年07月06日)![]()
この記事によると「心臓や認知機能の健康に良い影響を与えるフラバノール成分はバナナと組み合わせるとうまく身体に取り込めなくなる」とのことです。
その原因はバナナに含まれる「ポリフェノールオキシダーゼ(PPO)という酵素」が、ポリフェノールの一種であるフラバノール成分を体内に吸収することを阻害しているためだと判明しました。その阻害率は、実に84%にも及びます。
季節のフルーツを楽しみ栄養素も摂取したいなら、バナナと混ぜ合わせるべきではない。研究ではこのように結んでいます。
バナナと混ぜるべきでないフルーツは《「リンゴ」「ナシ」「ブルーベリー」「ブラックベリー」「ブドウ」「ココア」》など。
また、これらのフルーツと混ぜ合わせても影響の少ないフルーツは「パイナップルやオレンジ、マンゴー、ヨーグルトなどのPPO活性の低い食材」となっています。
ただし、バナナ自体は害をもたらすものではなく、バナナはそのまま食べてもいいし、気にしなければスムージーに混ぜてもすばらしい果物と研究者はアドバイスしています。![]()
漢方薬や家庭薬販売の家で育った筆者はその昔、親が「食べ合わせのポスター」をお客様に渡していたのを憶えています。そこには「うなぎと梅干し」「スイカと天ぷら」「スイカと氷」を一緒に食べると食べ合わせが悪いとイラスト入りで紹介していました。
今となっては眉唾ものですが、迷信だったというと先祖の沽券に関わりますし・・・。その真偽はいまとなってはわかりません。
あまり神経質にならず、好きなフルーツを心ゆくまで食べるのが、健康に一番のようですね。(水田享介)