いまの若者の悩みに「スマホ依存」があるそうです。
スマホを肌身離さず持ち歩き、寸暇(すんか)を惜しんでSNSチェック、検索確認に勤(いそ)しんでいます。その姿は勤勉なワーカーのようでもあり、また日常から遊離した夢遊病者のようでもあります。
時間を持て余す暇人ならいざ知らず、将来のある若者が勉学や仕事に真剣に取り組まず、何も産み出しはしないスマホの閲覧で毎日を過ごすのは、時間の使い方としてはあまりにももったいなく思うのは筆者だけでしょうか。
そんな現状を若者たちも改善したいと感じているらしく、「スマホを見ないアプリ」、「スマホ依存対策アプリ」などが人気を集めています。
スマホやアプリの使用時間に制限を設けるアプリはその代表例でしょう。一日のうち何分間使ってよいかをあらかじめ設定しておくことで、時間の浪費を防ぐタイプです。
スマホの使いすぎを防ぐなら、制限を緩くも強くもできる「Offly」で
いきなり「スマホ断ち」するのも難しい。そんなあなたに、緩い感じから制限していける「Offly」をおすすめ・・・。
(ケータイWatch 2026年2月6日)
《Offly:全機能無料・Android版》
開発元:Momentia 公式サイト:https://support.momentia.jp/hc/ja
時間制限タイプのアプリは、iPhoneでは以前から「スクリーンタイム」がその機能を担ってきました。追加のアプリをインストールせずに制限がかけられ、親子でスマホの使い方を管理できるため一定の需要がありました。
「iOS 12」の新機能「スクリーンタイム」は、どんなときに役立つ?
スクリーンタイム機能は、iPhoneに費やしている時間を詳細な統計データで示してくれます。そして、把握・管理が簡単にできるという優れた機能・・・。
(ITmedia Mobile 2018年11月25日)
最近の依存対策アプリにはより刺激的なメッセージやゲーム性を加えたタイプが好まれています。
「スマホ依存」脱却アプリ、中高生に人気
強制封印の「ブロッキン」
「21年間、スマホを眺めて過ごす人生をこの先送ることになります」――。ブロッキンに年齢と1日のスマホ使用時間を入力すると、残りの平均寿命から...
(日本経済新聞 2026年2月4日)
ブラックユーモアの効いた「Blockin(ブロッキン)」は「累計ダウンロード数は100万を超えた」(同記事)とのこと。未成年者からの利用が多くなっています。
一方で、育成型でスマホ依存を改善するアプリも注目を集めています。![]()
・Forest(フォレスト)
スマホを触らない時間、木が成長して森を育てるタイマー付き。目を離している間が育成時間という真逆の設定で集中力を維持できます。
《Forest:無料(アプリ内課金)・Android/iOS版》
・フォーカス・プラント
スマホをやめている間に雨が降り、植物が育ちます。勉強に集中している間にプラントが育ちます。
《フォーカス・プラント:無料(アプリ内課金)・Android/iOS版》
あの手この手でスマホを遠ざけてくれるアプリたち。でも育成アプリに夢中になると、またしてもスマホ依存に陥りそうにならないのでしょうか。
いえ、それを防止するためのアプリですから、よけいな心配でしょうね。(水田享介)