「親にはまだボケてほしくない」、「(自分も)まだボケたくない」という思いは、ご高齢の親を持つ人には深刻な問題です。
いつまでも身内が元気でいてほしい願いは誰にもあります。しかし、しだいに記憶があやしくなり、会話もたどたどしくなる現実を見ると、どうしたものかと悩みも出てきます。
このたび簡単な習慣を取り入れることで認知能力の低下を抑えたり、記憶力の向上(した気になる)が見られる結果が報告されました。まだボケてほしくない親や身内を持つ人に朗報(?)かもしれません。
1日30分の簡単な習慣で高齢者の認知機能低下を
遅らせられるかもしれない
「脳トレゲーム」は、単語リストの暗記や図形のマッチングといった特定のタスクに焦点を当てていますが、近年の研究では複数の異なるタスクを組み合わせた方がより大きな効果を得られる...。
(GIGAZINE 2026年08月05日)
日本でも一時期、「脳トレゲーム」がはやりましたが、残念ながらその頃の筆者はまだ若く未体験のままです。あのゲームはその後どうなったのでしょうか。![]()
※イメージ
上記の記事では、脳の活性化には異なる身体活動や脳活動の組み合わせがより効果的とのこと。(この研究結果は「米ジョージ・メイソン大学社会福祉学者、エミリー・イハラ氏率いる研究チーム」による)
そのためには3つのプログラムを習慣化することを提案しています。
1.10分間文章を音読する
2.10分間手書きで文章を書く
3.10分間簡単な算数の問題を解く
読んだり書いたりする文章は好きなものでよいそうです。
このプログラムは視覚と聴覚を使って、身体を適度に刺激することを目的としています。手書きは高齢者には負担の少ない運動になります。
また、算数の計算は集中力と論理的思考力を求められるので脳への刺激となります。
このプログラムを12週間実施したあと、被験者はどうなったでしょうか。
「被験者は客観的認知テストでより高いスコアを記録し、平均スコアは15点満点中12.73点から13.26点に上昇...。
被験者は主観的なアンケートでも1年前より記憶力が良くなった気がすると回答...。」(上記記事より)
認知テストの点数は微増(0.53)ながら、ご本人が記憶力がよくなったと感じるのなら、それだけでも成功と言えるでしょう。
ではどんな文章を読んだり書いたりすればいいのか?
そのようにお悩みの方も多いでしょう。手始めに著名な作家の随筆集や日記などから初めてもいいかもしれません。
しかし、最近の情報も取り入れたいとなると...、ひとつだけあります。
いまお読みの『「できる!」ビジネスマンの雑学』が最適かも知れませんよ。毎日、音読して筆写するだけでも3年近くかかります。筆者からもぜひおすすめいたします。(水田享介)