トクする!情報成長術
2019年11月18日
第54回・近くの温泉に行く
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原稿と原稿の合間に温泉に行きます。温泉といっても遠くに行くわけではありません。都内にも温泉はいくつもあるものです。


たとえば小田急線祖師ヶ谷大蔵駅にある「そしがや温泉21」は銭湯なのですが、温泉なのです。470円という格安料金で入浴できるわ、お肌はツルツルになるわで、とても贅沢な気持ちになれる素敵なところです。追加料金を払えばサウナやミニプールにも入れるのもうれしいです。


都内のあちこちに「○○の湯」というような入浴施設があるので、まだまだ私は全部行ききれていません。埼玉や神奈川にまで範囲を広げるとさらに増えます。最近は岩盤浴も一緒にできるところを選ぶことが多いです。


なぜ、原稿の合間に温泉に行くかというと、疲れが取れる、リフレッシュできるというのももちろんですが、ぼうっとしたいから、というのもあります。お湯に浸かっている時は、スマホもKindleも使えないので、ぼうっとするしかないのです。


ぬるめのお湯に30分くらい浸かってぼんやりしていると、脳内もスッキリしてきます。といっても何も考えていないわけではありません。お風呂の中では、これからこんなことをしたいな、あんなことをしたいな、という先々の考えで頭を巡らせていることが多いです。


大浴場の隅っこで、ひとときPCの前から離れ、仕事や遊びの次なる計画にワクワクする。それがとても楽しいのです。こうやって脳をリセットし、また次の原稿に向かう準備を、私は温泉でしているのかもしれません。(作家・内藤みか(@micanaitoh))

illustration...Kakky

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