「できる!」ビジネスマンの雑学
2016年07月25日
[269]日経「私の履歴書」、タイCP会長 タニン・チャラワノン氏

 CPといっても、何のことだかわからない方がほとんどでしょう。

 CPとは、正式名称はタイ語でチャロン・ポカパン(Charoen Pokphand)。世界100カ国以上で食品ビジネスを展開するタイ国最大の企業グループです。日本ではスーパーやコンビニにチキンや食品加工品などを提供しています。食品パックの隅か裏面に、黄色い円に赤い文字でCPのマークがあれば、それがCPの製品です。

 日本ではなじみのないCPですが、タイをはじめとする東南アジアでは、少し高級な、そして安心の食品ブランドとしてよく知られています。

20160725.jpg

 このCPグループの会長、タニン・チャラワノン氏が、日本経済新聞にて「私の履歴書」を連載中です。

私の履歴書(タイ・CPグループのタニン・チャラワノン会長)
タイ最大の企業、日本の食卓変える  華僑人脈でグローバル展開
 私はCP(チャロン・ポカパン)グループ会長のタニン・チャラワノンと申します。CPはタイで一番大きな民間企業グループであり、畜産などの農業・食品、コンビニエンスストアなどの小売り、携帯電話などの通信の3事業を主に営んでいる。私は創業者の息子で、父から数えて4番目の経営者となる。
 CPグループは100カ国以上で商品を販売し、2015年の売上高は約450億ドル(約4兆6千億円)に達した。事業拠点は東南アジアから中国、欧米に広がる。世界16カ国に投資し、30万人以上を雇用する東南アジア屈指の多国籍企業だ。といってもどんな企業なのかすぐには理解できないかもしれない。
日本経済新聞・「私の履歴書」 2016年7月1日掲出)

 タイで食事付きの長距離列車に乗ると、だいたいCPのお弁当がでてきます。そして、アロイ(おいしい)。食品問題を起こした企業が、最後に頼るのがCPとも言われるほど、安心できる信頼のマークです。

 「私の履歴書」では、CP創業者の父が中国からタイへ、体ひとつで渡っていく話から始まっています。何もないところから、売上高が約4兆6千億円になるまでの足跡は、まるでよくできた小説を読むようなストーリーです。

 華僑といわれる人たちのビジネスのやり方、母国が揺れ動く度に痛手を受けながらも中国大陸への進出を諦めない粘り強い精神、タイへの感謝の心など、グローバル企業とはこういうものかと教えられました。

 ぜひ、ご一読をおすすめします。(水)

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参考リンク
私の履歴書(タイ・CPグループのタニン・チャラワノン会長) 一覧
http://www.nikkei.com/asia/column/index/?uah=DF151020154913



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