は じ め に──「やれる手はすべて打った」と言い切れますか?
【第1章】社長の頭の中身を取り替えろ
1 うまくいっている会社と沈んでいる会社
2 グチばかり言っていると…… ──鏡の法則
3 堂々めぐり思考から抜け出せ
4 同業者の「さっぱりです」という言葉で安心してしまっていないか
5 「やらなくても」済むことを許さない
6 「……ねばならない」という考え方に固まっている
7 それでも、行動しなければ成果は上がらない
8 やりたいことは100人に言ってみよ
9 やれる手をすべて打った先に、「ほのかな明かり」が見えてくる
【第2章】「やっぱり売上を」と言うのなら
1 実はこんなにいる潜在顧客
2 顧客ターゲットの母数を増やし、さらに確率を上げること
3 いつまでも釣れない場所で釣るな──釣れる場所に注目せよ
4 最近増えた顧客に焦点を当てる
5 下請け型企業でも、元請け先の見極めのほかに、販売力もつけろ
6 売上アップの王道──ドンドン紹介してもらうには「紹介発生の原則」
【第3章】今やるべき営業戦略とは
1 中小企業はイマイチの商品を扱ってはいけない
2 ピストルを売るな、弾を売れ
3 小さい小さい売上に注目して伸ばせ
4 ライバルに勝つ差別化の3つの方向性
5 何かの分野でナンバー・ワンになること
6 新規顧客1人を開拓するために、100万円かけても惜しくない!?
7 1年後のための営業活動の時間とコストのかけ方
8 不況時には価格を下げながら粗利益を確保する
9 5%値下げしたら、いくつ多く売らなければならないか?
10 あなたの会社はお金になる部分を担当していますか?
【第4章】お金が残る経営は難しくない! ──決算書のツボ
1 自分の会社がどんな位置にいるかを判断するモノサシ
2 中小企業は、決算書なんて読めなくても、赤字でも、何とかなるから恐い
3 決算書の読み方のツボを知らなければ始まらない
4 減価償却費ってお金が残る費用?
5 売上が50%ダウンしても会社を成り立たせるために
6 固定費を1ヶ月のうち、20日までの回収を目指せ
7 日報で固定費回収をコントロールせよ
8 なぜ何年経っても借入金がゼロにならないのか
9 内部留保を高める会計戦略
10 自己資本比率の高め方
【第5章】コストカットは避けて通れない道
1 コスト削減をする前に決めておくべきこと
2 ウラ紙のムダは気になる、人件費のムダは見えなくなる
3 少額の継続経費や自動引き落とし料金に注意
4 支払いを早めてコストを下げる
5 在庫ロスは認知されずに会社を痛めつける
6 最大・最悪のコスト──貸倒損失
【第6章】資金さえ調達できれば、決して倒産しない
1 不況という嵐が吹いているときに借入金を返そうとするな──リスケのすす
め
2 リスケをしても追加の融資が受けられる?
3 資金を出してもらおうと思えば実現性のある経営計画を
4 こんな会社が「貸しはがし」をされる
5 有利な借入のための金融機関との交渉法
6 銀行に「貸しましょう」と言わせる会計対策
7 金融機関が見る決算書に載っていない財産
8 今までの内部留保を資金に変える
9 少人数私募債を発行してお金を集める
10 去年払った法人税を返してもらおう
11 もらいやすい助成金を活用する
12 究極の資金調達①──オーナー社長の報酬を上手に最大限カット
13 究極の資金調達②──オーナー社長自身の意外な資金調達
【第7章】一番頭が痛い従業員の処遇
1 コントロール可能な人件費をコントロールする
2 昇給はプラス1の喜び、降給はマイナス3のショック
3 給料ダウンは2割まで
4 給料を充分渡せないなら、これを渡せ
5 退職金規程は絶対作るな
6 それでも、やむを得ず社員に辞めてもらうには
お わ り に──早く底を打たせ、エネルギーを上方に向けよ