序 章 小さなプロジェクトを成功させるために(各章の概略)
1 目標設定やゴールイメージの考え方
2 事前準備はステップで考える
3 段取りの大事さを知る
4 対人面・構造面で大事なこと
5 条件面の基本的な考え方
6 プロジェクト推進における自分自身の立ち位置
第1章 まずは明確に目標を設定する
1 プロジェクトにゴール地点のイメージが必要なワケ
■ ゴールとはどんな状態かを具体的に想像する
■ 着地点を決めなかった場合のひどい結末とは
2 ゴール地点を決めてからとりかかるメリット
■ 具体的にシミュレーションすると見えてくるもの
■ ゴールイメージとプロセスイメージ
3 「目標」と「目的」の違い
■ 目標と目的
■ 目標はプロセスの中に設定する
4 目標達成のための大前提
■ 間違いがちな目標設定
■ デキる人とデキない人
5 ゴール、プロセス、目標を考えるタイミング
■ 準備とプレ準備
■ プレ準備ではここまでしておく
第2章プロジェクトがスムーズに進むスケジュールを作る
1 準備8割 仕事2割
■ 「準備」とは何か
■ どのくらいの質を準備に求めるのか
2 ゴールまでのステップの設け方
■ ゴールから逆算する
■ 「todoリスト」では仕事はできない
3 手順を段取る
■ プロジェクトの分類化・細分化
■ 「目標達成ステップ」と各ステップの段取り
4 優先順位、所要時間の割りだし方
■ 人を見積もる
■ やめる判断も必要
5 スケジュールを作る
■ スケジュール表と工程表
■ 工程をスケジュール表に落とし込む利点
6 全体を一望できる工程表を作る
■ 工程表は手作りが一番
■ 中間見直しのタイミングを複数回設ける
7 ステップを設けるメリット
■ 途中で頓挫してしまうプロジェクトが多いのはなぜか
■ 小目標の設定で達成感を積み重ねる
8 質の高い実務をメンバーと共有するには
■ リーダーが自身を振り返る
第3章 スタートからゴールまでの段取りで大事なこと
1 普段の段取りで協力者を集める
■ 人との関わり合いも段取りと考える
2 根回しも段取りと考える
■ 根回しを普段からやっておく
■ そもそも「根回し」とは何なのか
3 段取りがうまい人がしている100%のこと
■ 「重要度×緊急度」の応用
■ 重要度と緊急度を見極める
4 段取り上手と段取り下手
■ 上手な人と下手な人の毎日
5 段取りの見直し
■ 進んでいないときの要因を考える
6 スキマ時間は段取りタイム
■ プロジェクトの期間中は車の運転中と考えてみる
■ 段取りとタイミングの関係
7 捨てる段取り
■ 「捨てる」も大事な仕事
■ 捨てた作業は見直し期に再確認する
第4章 プロジェクトをうまく回す構造
1 プロジェクトのビジョンを作る
■ すんなり〝メンバー〟になれる構造
■ ビジョンのメリット・デメリットを理解する
2 リーダーとメンバーの関係
■ リーダーは役割
■ 定期報告と個別ホウレンソウを使い分ける
3 通常業務とプロジェクト業務を両立させる
■ プロジェクトは「期間限定」・「個別なとり組み」と意識する
■ メンバーには外注のつもりでオーダーする
4 社内対策① 言いたい人たちへの対応
■ 要求・要望・意見・指摘を克服する仕組み
■ 評論家はこうして攻略する
5 社内対策② 味方を増やす
■ スタートする前に味方につける
■ 反対意見の人の懐にとび込む
6 社内対策③ 興味を持ってもらう
■ 多くの支持を集める仕組み
■ ささやき回ると効果的な仕組み
7 社内対策④ 人脈を上手に使う
■ 自分仕様のスタイル・人脈作り
■ 効果的な報告の仕組み
第5章 プロジェクトを動かす資源について考える
1 プロジェクトと「お金」
■ 自分たちが消費する「コスト」
■ 目先の成果とあとからくる経費
2 プロジェクトと「会社の規模」
■ 大規模と小規模の違いはどこにあるか
■ 小規模の条件を工夫する
3 プロジェクトと「時間」
■ 時間管理は自己管理
■ 時間管理とメンバー管理
4 プロジェクトと「人」
■ プロジェクトを通して共に成長する
■ メンバーの癖を把握する
第6章 プロジェクトを回すマインドを持つ
1 リーダーが発するメッセージ
■ 自分が発する〝メッセージ〟
■ メンバーが受けとるメッセージ
2 リーダーの交渉マインド
■ 「ダメ元」精神を養う
■ 断られたら終わりではない
3 リーダーの立場と役割
■ 初めは、違和感・不自然でいい
■ マネジメントとリーダーシップの違い
4 リーダーのストレスを解消するには
■ ストレスコントロールの3ステップ
■ 群れのリーダーとして振舞う