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 [352]本当にあった!「やる気スイッチ」。慶大医学部などが発見
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[352]本当にあった!「やる気スイッチ」。慶大医学部などが発見

 慶応大学医学部などの研究により、人間の脳には意欲を発揮したり減衰する部位が存在することが判明しました。いわゆる「やる気スイッチ」の発見と言っていいでしょう。やる気スイッチ、その存在はウソではなかったのです。

 これからは誰かがこのスイッチを入れるだけで、だらけていた人もやる気がモリモリとわき上がり、仕事も勉強もドンドンこなすような勤勉な人になれるということでしょうか。

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脳内にある、やる気のスイッチを発見
-意欲障害の治療法探索が可能に-
 このたび、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室の田中謙二准教授、三村將教授、生理学教室の岡野栄之教授、北海道大学大学院医学研究科の渡辺雅彦教授、防衛医科大学校の太田宏之助教、大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所の佐野裕美助教らの共同研究グループは、マウスを用いた実験で意欲障害の原因となる脳内の部位を特定しました。

 意欲障害は、認知症や脳血管障害など、多くの神経疾患で見られる病態ですが、その原因については、脳が広範囲に障害を受けたときに起こるということ以外分かっていませんでした。研究グループは、大脳基底核と呼ばれる脳領域の限られた細胞集団が障害を受けるだけで、意欲が障害されること、この細胞集団が健康でないと意欲を維持できないことを発見しました。

 今後は、この意欲障害モデル動物を用いて、これまで治療法が全く分かっていなかった脳損傷後の意欲障害における治療法を探索することが可能になります。(以下略)
慶應義塾大学医学部 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所 発表 2017年2月2日掲出)

 この研究で判明した事は、やる気を起こすスイッチのある部位が壊れると、人はさまざまな意欲を失ってしまうということ。その意欲障害を起こしている場所が初めて特定できたと発表にあります。

 こうした意欲障害の原因は、脳が深刻なダメージを受けたときであり、おそらく交通事故などで脳に物理的な損傷を受けることを指しているようです。

 ですから、脳が正常な健康な人が「やる気が起きないなぁ」といっても、もともと脳がダメージを受けていないので、治療をお願いしてもやる気の回復にはつながらないでしょう。

 結局のところ、「健康だけれどやる気が起きない人」の「やる気スイッチ」は自分で押すしかありませんね。

 そして、残念ながらこの研究では、やる気のスイッチを押す方法までは解明されてはいないようです。(水)

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■関連リンク
プレスリリース全文(慶應義塾大学医学部 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所)

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