
| 著 者 | さわらぎ 寛子 |
|---|---|
| 定 価 | 1,760円(税込) |
| 初版発行 | 2024.6.12 |
| ISBN | 9784756923356 |
| ページ | 288 |
| 版 型 | B6並製 |
自分の言葉・心を動かす言葉が、自然に出てくる。
現役コピーライターが「漠然とした思い」を「自分の言葉」に変える方法を紹介します。
うまく言葉にできない、と感じることはありますか。
・企画書や提案書の文章を書く時、言葉がうまくまとまらない。とりあえず検索して出てきた例を参考に、文章を作っている。
・ 感じたことや思ったことを、言葉にしたいのに、言語化力がないから、伝わらない。
・会議で意見を聞かれても、「具体性のない」「どこかで聞いたことのある意見」しか言えない。
・自分の話が、なんだか浅いと感じる時がある。気の利いたことを言おうとすると、的外れなことを口走ってしまう。
これは、そんなあなたのための本です。
企画を考える時も、会議での発言も「どういうのが正解なんだろう」と検索したり、生成AIに聞いたりすれば、「正解っぽいもの」はすぐにわかります。
でも、うまくまとめたり、カッコよく書いたり、それっぽい形にする前に、「自分が何を思っているか」「何を伝えたいか」がないと、相手の心には何も残らないのです。
借り物の言葉ではなく「生きた言葉=自分の中から出てきた言葉」だからこそ、力が生まれます。
自分の言葉で伝えられるようになるには、「些細なことでも感じたこと・考えたことを言葉にする」習慣を、意識的につける必要があります。
習慣が身につけば、その場しのぎで言葉を表面的にまとめる力ではなく、一生使える「言語化」の力がつきます。
本書では、そうした一生物の言語化力が身につく方法を紹介します。
まずは、気になった習慣を1つだけでも実践してみてください。
目次
序章 借り物ではなく、自分の言葉を見つける
第1部 思い・考えをまとめる習慣
第1章 思いを言葉にする
第2章 意見を作る
第3章 視点を育てる
第2部 相手に伝える習慣
第1章 伝わる言葉を作る
第2章 惹かれる話を組み立てる
終章 言葉にする先にある宝物
著者紹介
コピーライター
コトバワークス株式会社代表取締役
1978年京都府生まれ。関西大学社会学部卒。
関西大学非常勤講師。 現役コピーライターで、企業の広告制作のほか、企業研修も多く手がける。
24年間コピーライターとして食品、美容、ホテル、学校、病院、製薬会社、電鉄など様々な業種の広告制作を手掛ける。書いたコピーは3万件以上。
2010年「2時間でキャッチコピーが作れる」メソッドを独自で開発。現在は、オンラインとリアルな会場で長期講座を開催。自分メディアを使って集客したい、売上を上げたいと願う経営者や起業家から高い評価を得ている。
著書に、『キャッチコピーの教科書』(すばる舎)、『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』(大和書房)、『自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座』(ぱる出版)、『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』(ぱる出版)がある。
コトバワークス株式会社:https://www.kotoba-works.com
現役コピーライターが「漠然とした思い」を「自分の言葉」に変える方法を紹介します。
うまく言葉にできない、と感じることはありますか。
・企画書や提案書の文章を書く時、言葉がうまくまとまらない。とりあえず検索して出てきた例を参考に、文章を作っている。
・ 感じたことや思ったことを、言葉にしたいのに、言語化力がないから、伝わらない。
・会議で意見を聞かれても、「具体性のない」「どこかで聞いたことのある意見」しか言えない。
・自分の話が、なんだか浅いと感じる時がある。気の利いたことを言おうとすると、的外れなことを口走ってしまう。
これは、そんなあなたのための本です。
企画を考える時も、会議での発言も「どういうのが正解なんだろう」と検索したり、生成AIに聞いたりすれば、「正解っぽいもの」はすぐにわかります。
でも、うまくまとめたり、カッコよく書いたり、それっぽい形にする前に、「自分が何を思っているか」「何を伝えたいか」がないと、相手の心には何も残らないのです。
借り物の言葉ではなく「生きた言葉=自分の中から出てきた言葉」だからこそ、力が生まれます。
自分の言葉で伝えられるようになるには、「些細なことでも感じたこと・考えたことを言葉にする」習慣を、意識的につける必要があります。
習慣が身につけば、その場しのぎで言葉を表面的にまとめる力ではなく、一生使える「言語化」の力がつきます。
本書では、そうした一生物の言語化力が身につく方法を紹介します。
まずは、気になった習慣を1つだけでも実践してみてください。
目次
序章 借り物ではなく、自分の言葉を見つける
第1部 思い・考えをまとめる習慣
第1章 思いを言葉にする
第2章 意見を作る
第3章 視点を育てる
第2部 相手に伝える習慣
第1章 伝わる言葉を作る
第2章 惹かれる話を組み立てる
終章 言葉にする先にある宝物
著者紹介
コピーライター
コトバワークス株式会社代表取締役
1978年京都府生まれ。関西大学社会学部卒。
関西大学非常勤講師。 現役コピーライターで、企業の広告制作のほか、企業研修も多く手がける。
24年間コピーライターとして食品、美容、ホテル、学校、病院、製薬会社、電鉄など様々な業種の広告制作を手掛ける。書いたコピーは3万件以上。
2010年「2時間でキャッチコピーが作れる」メソッドを独自で開発。現在は、オンラインとリアルな会場で長期講座を開催。自分メディアを使って集客したい、売上を上げたいと願う経営者や起業家から高い評価を得ている。
著書に、『キャッチコピーの教科書』(すばる舎)、『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』(大和書房)、『自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座』(ぱる出版)、『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』(ぱる出版)がある。
コトバワークス株式会社:https://www.kotoba-works.com
目次を見る
編集部メッセージ
「なんか言いたいことと違うんだよな……」話すときや、書くとき、そう思うことはないですか?
あるとしたら、「言葉にする習慣」が足りていないのかもしれません。
本書では、「あいまいな気持ち」を「言葉に変える」力がつく習慣を、現役コピーライターが教えます!
1. なぜ今、言語化力が重要なのか?
現代社会で求められる言語化スキル
現代のビジネス環境では、リモートワークの普及やデジタルコミュニケーションの増加により、自分の考えを正確に言語化する能力がこれまで以上に重要になっています。対面でのコミュニケーションが減少する中、メールやチャット、オンライン会議での発言において、曖昧な表現では相手に真意が伝わりにくくなっているのが現状です。
言語化力とは、単に話すことや書くことではありません。自分の内面にある漠然とした思いや感情を、相手に伝わる具体的な言葉に変換する能力のことです。この能力が高い人は、会議での発言が的確で、企画書や提案書の内容が明確で、同僚や上司との意思疎通がスムーズに行えます。
科学的に実証された言語化の効果
言語化の効果については、多くの学術研究で実証されています。日本教育心理学会の研究によると、学習過程において自分の思考を言語化することで、理解度が大幅に向上することが明らかになっています。また、人工知能学会の研究では、言語化能力の高い人ほどグループでのコミュニケーション能力が優れていることが科学的に証明されています。
さらに、言語化は思考の整理にも大きな効果をもたらします。頭の中でぼんやりと考えていることを言葉にすることで、論理的な思考が促進され、問題解決能力や判断力の向上につながることが心理学研究で示されています。
2. 本書の5つの特徴
現役コピーライターによる実践的アプローチ
本書の最大の特徴は、著者のさわらぎ寛子氏が現役のコピーライターとして24年間にわたって培った実践的な経験に基づいていることです。3万件以上のコピーを手がけた豊富な実績から生まれたメソッドは、理論だけでなく実際の現場で使える技術として構成されています。
段階的な習慣形成アプローチ
本書では、言語化力を一度に身につけようとするのではなく、日常の小さな習慣から始める段階的なアプローチを採用しています。「些細なことでも感じたこと・考えたことを言葉にする」習慣を意識的につけることで、無理なく継続できる仕組みになっています。
借り物ではない「自分の言葉」の重視
多くの人が陥りがちな「検索して出てきた例文をそのまま使う」「生成AIの回答をコピーする」といった借り物の言葉ではなく、自分の中から出てきた「生きた言葉」の重要性を強調しています。自分の言葉だからこそ相手の心に響き、真の説得力を持つことができます。
思考整理から伝達まで包括的にカバー
本書は単なる話し方や書き方のテクニック集ではありません。第1部では「思い・考えをまとめる習慣」として内面の整理方法を、第2部では「相手に伝える習慣」として外向きのコミュニケーション技術を体系的に学べる構成になっています。
一生使える言語化力の習得
表面的なテクニックではなく、根本的な言語化力を身につけることで、一生涯にわたって活用できるスキルの習得を目指しています。習慣として身につけることで、その場しのぎではない持続的な能力向上が期待できます。
3. こんな方におすすめ
ビジネスパーソン
企画書・提案書作成に悩む方
企画書や提案書を書く際に、言葉がうまくまとまらず、結果的に検索した例文を参考にしてしまう方に特におすすめです。自分の考えを明確に言語化できるようになることで、オリジナリティのある説得力のある文書が作成できるようになります。
会議での発言に自信がない方
会議で意見を求められても、「具体性のない」「どこかで聞いたことのある意見」しか言えないと感じている方にとって、本書は大きな助けとなります。自分なりの視点や考えを言語化する習慣を身につけることで、会議での存在感が大きく変わります。
部下指導や後輩育成に携わる方
管理職や先輩社員として、部下や後輩に指導する立場にある方にも有効です。自分の経験や知識を相手に分かりやすく伝える言語化力は、効果的な人材育成に不可欠なスキルです。
コミュニケーションに課題を感じる方
感情や思いを表現するのが苦手な方
感じたことや思ったことを言葉にしたいのに、言語化力がないために相手に伝わらないと悩んでいる方に適しています。日常的な言語化の習慣を通じて、感情や思考を適切に表現する力が身につきます。
話の内容が浅いと感じる方
自分の話がなんだか浅いと感じたり、気の利いたことを言おうとすると的外れなことを口走ってしまう方にとって、本書は根本的な解決策を提供します。表面的な技術ではなく、思考の深化から始まる言語化力の向上を目指します。
自己表現力を高めたい方
SNSやブログでの発信力を向上させたい方
個人のSNSやブログで自分らしい発信をしたいと考えている方にも有効です。借り物ではない自分の言葉で表現する力は、オンラインでの個性的な発信につながります。
プレゼンテーション能力を向上させたい方
人前で話す機会が多い方や、プレゼンテーション能力を向上させたい方にとって、言語化力は基礎となる重要なスキルです。自分の考えを明確に整理し、相手に伝わる言葉で表現する能力が身につきます。
4. 言語化力向上で得られる5つの変化
1. 思考の明確化と整理能力の向上
言語化の習慣を身につけることで、頭の中でぼんやりと考えていたことが明確になります。言葉にする過程で思考が整理され、論理的な考え方が自然と身につきます。これにより、問題解決能力や意思決定能力が大幅に向上します。
2. コミュニケーション能力の飛躍的向上
自分の考えを適切に言語化できるようになることで、相手との意思疎通がスムーズになります。誤解や認識のズレが減り、より効果的なコミュニケーションが可能になります。特にビジネスシーンでは、この変化が成果に直結します。
3. 説得力と影響力の増大
借り物ではない自分の言葉で話すことで、発言に説得力が生まれます。相手の心に響く表現ができるようになり、提案や意見が採用される確率が高まります。リーダーシップを発揮する場面でも、この能力は大きな武器となります。
4. 自己理解の深化
自分の感情や思考を言語化する過程で、自己理解が深まります。なぜそう感じるのか、なぜそう考えるのかを言葉にすることで、自分自身の価値観や信念がより明確になります。これは個人の成長にとって非常に重要な変化です。
5. 創造性と表現力の向上
言語化の習慣は、創造性の向上にもつながります。様々な角度から物事を捉え、それを言葉で表現する練習を重ねることで、独創的な発想や表現力が身につきます。これは仕事だけでなく、人生全般において豊かさをもたらします。
5. よくある質問(FAQ)
Q: 言語化力を身につけるのにどのくらいの期間が必要ですか?
A: 個人差はありますが、日常的な習慣として取り組むことで、2-3ヶ月程度で変化を実感される方が多いです。重要なのは継続することです。本書で紹介される習慣を一つずつ実践し、無理のないペースで続けることが効果的です。毎日少しずつでも言語化の練習を行うことで、着実に能力が向上します。
Q: 文章を書くのが苦手でも効果はありますか?
A: はい、効果があります。言語化力は文章力とは異なる能力です。まずは話すことから始めて、自分の思いや考えを声に出して表現する練習から始めることができます。文章を書くことが苦手な方でも、日記やメモ書きなど、短い文章から始めることで徐々に慣れていくことができます。
Q: ビジネス以外の場面でも活用できますか?
A: もちろんです。言語化力は人生のあらゆる場面で活用できる汎用的なスキルです。家族や友人との会話、趣味の活動、地域のコミュニティ活動など、どのような場面でも自分の考えを適切に表現する能力は重要です。特に人間関係の構築や維持において、大きな効果を発揮します。
Q: 内向的な性格でも言語化力は向上しますか?
A: はい、内向的な方にこそ言語化力は有効です。内向的な方は深く考える傾向があるため、その豊かな内面を適切に言語化できるようになることで、大きな強みとなります。無理に多くを話す必要はなく、質の高い発言ができるようになることが重要です。
Q: 年齢に関係なく身につけることができますか?
A: 言語化力に年齢制限はありません。むしろ、人生経験が豊富な方ほど、その経験を言語化することで深みのある表現ができるようになります。新しい習慣を身につけることに年齢は関係なく、意欲があれば誰でも向上させることができる能力です。
Q: 他の人と比較して自分の言語化力が劣っていると感じます。
A: 言語化力は他人と比較するものではありません。重要なのは、昨日の自分と比べて少しでも向上することです。本書では、個人のペースに合わせて段階的に能力を向上させる方法が紹介されています。自分なりの成長を大切にし、継続的に取り組むことが最も重要です。
担当:竹内
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読者の感想
【購入の決め手は何ですか?】
タイトルに惹かれて、言葉の力をつけてみたいと思った。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
以下、3点にまとめます。
①何を思い、何を感じ、何を伝えたいかは自分自身の言葉にするしかない
「ハラ」の言葉でこそ、人に伝えられる、伝わる。
経験を伴った「自分」の言葉だから「伝わる」→経験を伴わない「借り物」の言葉は伝わらない。
他人の言葉と、自分の言葉を分ける
→「らしい」言葉になる。ぶらずにらしゅうせよ、ではないが、ぶっていては借り物、らしくあるために経験や考えを言葉にのせる。
自分の言葉だから、自分が、仕事が、未来がデザインされていく。
大きな課題は「自分の言葉」を作ること。そのためには、最初は模倣でも良い気がする。
②頭で納得できる言葉、心でイメージできる言葉
→相手に伝えるためには、ロジック(頭)+感情(心)
→概念ではなく、エピソードや行動だと、そのどちらも兼ね備えられるのではないか。
「例えばさ…は」経験が根拠であり、経験が熱を生んでいる。
「例えば」を自分の言葉でもつ。
③「伝える」テンプレート4選
1.説明文の型(サンドイッチ)
主張・理由・具体例・主張
2.説得力をより高める(ボリュームサンドイッチ)
主張・理由・具体例・"ツッコミ"・"反論"・主張
3.論点を整理して伝える
テーマ・数・理由・具体例・主張
4.興味をひく
問題提起・理由・具体例・主張
タイトルに惹かれて、言葉の力をつけてみたいと思った。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
以下、3点にまとめます。
①何を思い、何を感じ、何を伝えたいかは自分自身の言葉にするしかない
「ハラ」の言葉でこそ、人に伝えられる、伝わる。
経験を伴った「自分」の言葉だから「伝わる」→経験を伴わない「借り物」の言葉は伝わらない。
他人の言葉と、自分の言葉を分ける
→「らしい」言葉になる。ぶらずにらしゅうせよ、ではないが、ぶっていては借り物、らしくあるために経験や考えを言葉にのせる。
自分の言葉だから、自分が、仕事が、未来がデザインされていく。
大きな課題は「自分の言葉」を作ること。そのためには、最初は模倣でも良い気がする。
②頭で納得できる言葉、心でイメージできる言葉
→相手に伝えるためには、ロジック(頭)+感情(心)
→概念ではなく、エピソードや行動だと、そのどちらも兼ね備えられるのではないか。
「例えばさ…は」経験が根拠であり、経験が熱を生んでいる。
「例えば」を自分の言葉でもつ。
③「伝える」テンプレート4選
1.説明文の型(サンドイッチ)
主張・理由・具体例・主張
2.説得力をより高める(ボリュームサンドイッチ)
主張・理由・具体例・"ツッコミ"・"反論"・主張
3.論点を整理して伝える
テーマ・数・理由・具体例・主張
4.興味をひく
問題提起・理由・具体例・主張
【購入の決め手は何ですか?】
人と話すことに苦手意識を持っています。どういうふうに表現すれば伝わるのか悩んでいました。上手に話せるコツはないかとインターネットで検索していたところ、言葉にする習慣を見つけ購入致しました。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
実際に読んでみて気付いたことがあり、本の中にあるワークを実践したら自分の中にある思いに目を向けられるようになりました。それに、メモを取ることで忘れずに済んだり、大事なことを覚えていて思い出せるようになりました。なので、この本との出会いに感謝しています。
人と話すことに苦手意識を持っています。どういうふうに表現すれば伝わるのか悩んでいました。上手に話せるコツはないかとインターネットで検索していたところ、言葉にする習慣を見つけ購入致しました。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
実際に読んでみて気付いたことがあり、本の中にあるワークを実践したら自分の中にある思いに目を向けられるようになりました。それに、メモを取ることで忘れずに済んだり、大事なことを覚えていて思い出せるようになりました。なので、この本との出会いに感謝しています。
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