10年後の市場を創造するために、先を想像する。創造するためには行動が必要になる。でも間違えた方向に進んでは意味がない。なので方向性は常に修正する必要がある。そう考えていたのですが、ドラッカーは「将来を予測できる人はいません。大切なのは明日判断をすることになるだろう経営管理者を育成することなのです」と言いました。
どの会社でも管理職としての上司がいます。上司力=経営管理者としての能力の有無が今後の企業の栄枯盛衰を決めるのかもしれません。いまだからこそ上司力が必要なのだといえます。
実は、デキる人に学ぶよりもデキない人から学ぶことの方が気付きは多いのです。出来る人はすでに高い場所にいるので、学んだところで1階から15階あたりを見ているに過ぎません。
でも自分の立ち位置からデキない人を見るのは非常に楽です。見たり聞いたりすると「ある!ある!そんなヤツいるよね」と理解できます。そして瞬時に上司のやってはいけない!事だと気が付きます。
「今こそこんな上司は辞めなさい!」 著 長井 亮
どうですかこのカバー。迫力ありますね。
「辞めなさい」という意味には「そんな行為はやめましょう」という意味も入っています。デキないからって上司業を放棄せよといっている訳ではありません。
ゲラを読みましたがとても読みやすくなっています。わが身を振り返り赤面するような事例もたくさんありました。
ぜひご一読ください。