今週は会議が多く大変に忙しい週となっております。
□ざっくばらん会議
□全体会議
□採算検討会
□新刊販売研究会
□近刊販売確認会
□社員総会
□営業会議
ざっとこの3日間でこれだけをこなします。
もちろん社員さんもこの会議のほとんどに参加されます。
会議が多い会社は現代の経営に即していないといわれますが、明日香出版社は会議をしっかりすることで全員での共通認識を持てるようにしております。もちろん「長い!」というクレームはありますので効率よく運営する事も心がけなければなりませんが(苦笑)
ざっくばらん会議を久しぶりに開催しました。忌憚のない意見をするための会議で、お酒を少しいれて意見を言い合います。経営陣は一切口を出さず、要所要所で解説や回答をするに止めます。「ちゃう。ちゃうで~。勝手なことを言ってはだめよ(笑い)」となるときもありますが、参加者は意見を言えて皆すっきりした様子でした。その意見を聞けてこちらも嬉しく感じますが目的は一枚岩になる事です。とにかく一枚岩で経営に臨めるようにみんなでスクラムを組みます。
さて今月の課題図書は「
英語ベストセラー本の研究」でした。
全員で感想を報告しあって、思いを共有しました。
感想のごく一部を紹介します。
<P132にある「名詞の前にくっつける小さな言葉が世界をひっくり返すほどの起爆力を秘めている」という一文にガツンと衝撃を受けました。読者にとっては何気ない一文かもしれない。でもなんと美しい表現だろうか。このフレーズに英語の奥深さが表現されていて、英語の苦手な私にも英語の真理を解明することの難しさがわかりました。>
9月度の課題図書はランダムハウス講談社「
最後の授業」(ランディパウシュ著)です。決定を報知した際、数名より「読みたいと思っていた本でした。有難うございます。」と好評を得ました。
この本にも美しいフレーズがあるのです。
Brick walls are there for a reason : they let us prove how badly we want things.
きっと社員さんの心の支えになる一冊になることでしょう。
私は先にこの本を読んでしまっているので「
アダム・スミス 道徳感情論と国富論の世界」中公新書 を読みたく思います。
実は途中まで読んでいてそのままにしていました(苦笑)。フランスとの戦争のあと英国財政状態は、多額の国債により資金を有効な投資にまわせない状態となり、格差社会も問題となっていたとか。
「・・・!」
この状態、どこかの国と似ていませんか?