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 北京国際ブックフェアの視察をしてきました。
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北京国際ブックフェアの視察をしてきました。

■皆さん、中国に対してどんな印象をお持ちですか? 
 
080908.jpgこんな質問をしようものなら以下のよくない答えが返ってくるはずです。 
 
・経済的に不安を抱えている 
・EXPOの2010年でバブル崩壊の危険 
・格差貧困国で、環境汚染大国 
・軍事的に大変な脅威 
・世界資源を独占している 
・日本のほうが裕福 
 
確かに日本にいれば、日本の情報だけではそう感じます。 
 
今回のツアーは【上海、フフホト、天津、北京】という行程でした。上海、確かに綺麗ですが、マナー向上や心の余裕感をあまり感じませんでした。昔、上海と北京はお互いに自分がNo.1という自負があり仲がよくなかったそうです。実際には上海のほうが上位に見えました。今回のオリンピック開催を機会に、北京は大きく変わったようです。今回の視察で上海と北京を比べると、完全に北京のほうが首都という風格もあり、人々の気持ちに余裕を感じ、まさにNo.1の風格でした。EXPOは上海ですから、いまだに経済都市の威厳と首都の威厳の攻防戦は続いているとは思いますが・・。 
 
上海に続き北京の華やかな街並みを見て「綺麗だな~」という気持ちになるどころか、「こりゃ、日本はやばいな!」という気持ちが強く、先々の経済や外交に不安を感じました。そんな折に、ねじれ国会を理由に総理辞任の騒ぎを北京で知り、さらに不安を感じてしまいました。ちなみにガイドさんが言うに、中国は指導部(党)があまりにも強い。けどその良い影響としては「やるときは徹底的にやる!微塵の妥協もない」との事です。国民にとっては良い方向に指導をしてくれているとの事です。 
 
今回の視察で、中国は日本を見ていない、相手にしていないという事を感じました。よく日本の記事では「アメリカが中国を重視している」とありますが、実は中国がアメリカを重視し、アメリカも中国を重視しているのですね。相思相愛関係なんですね。じゃあ日本はどうなるんだ...。 
 
今回の視察で感じたのは「現地を見ずして、現地の事を語ることなかれ」ということでした。色々といわれてしまう中国ではありますが、現地を見れば、自然と見えてくる情報(事)もあります。 
 
「10年前に行ったことがある」ではなく「僕は毎年行っています」くらいにならないといけないですね。
  
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