グーグルも電子書籍の販売に参入することを発表しました。
アマゾンが発売した電子書籍端末「キンドル」が飛ぶように売れ電子コンテンツへの関心の高さを示しました。
長野に本社のある平安堂の平野稔会長は「アメリカの10年後を日本は歩んでいる」と力説されております。
10年ほど前に参加した平安堂様の主宰するビジネス視察ツアーでは、アメリカでの商売習慣に初めて触れ衝撃を受けたのを覚えております。その衝撃とは「版元定価が40$なのに15$で本が買えるなんて、安い!」というものでした。
アメリカでは定価で本を売っていません。価格が生きています。情報は書籍というパッケージだけではなくDVD・CD、デジタルコンテンツなど様々な形態で販売をされております。本の情報を本以外からのメディアで情報収集が可能です。
更にアメリカの小売業や商売の流れを研究する必要がありそうです。
そういった観点からも毎年この時期に開催される日本小売業協会主催のアメリカ視察旅行などにも社員を派遣しております。今年は豚インフルエンザにより中止となりました。残念です...。
いずれにしても新時代に対応した価格帯や電子書籍の販売の可能性などを検討し対応策の準備をしておく必要もありそうです。