青年時代にヨットを習っておりました。レースでは如何にして風の吹いている場所へ船を導くかが重要になってきます。海上で風が強く吹いている場所は、漣が立つせいで色が変わります。「あそこにブローがある!」と梵天までの最短コースから、ブローで得られる船足をイメージしてコース変更などをします。
12月の新刊は今からも期待できる商品が多いのです。そうです、現時点で既に「ブローが見える」という状態です。あとは船がそのブローに乗れるかどうかという段階です。書店さん、どうかお願いします!
続いて近況報告です。前回の日記でも報告しましたが書店さん訪問をしております。一般客としての訪問です。まずは山手線ということで池袋・新宿・東京駅にある書店さん訪問しました。私の尊敬する方の話に「社長は現地を訪問せよ。さすれば見えないものがより見えてくる」というものがあります。
で実際はどうかというと、見えないものが沢山見えてきました。
自社商品ですが大切に売ってもらっていることがよく判りました。自社商品を眺め「しっかり置かれてある(ほっ)」「〇〇社さんだらけだ」など、他社商品を眺め「おっ、こんな本があったのか」「うわーこの切り口斬新、でも売れるのかな」など雑想にふけこんでいます。
経営企画室長の落合のブログにもありました松丸本舗へ。
しっかりした本、読み応えのある本が多いのですが、どれも面白そうであれもこれもとカゴに入れていってしまうのです。「お前、これ読めるのか!」と自問しながらも買い物カゴへ。
本舗内にあるベンチでは男性がじっと書棚を見つめ何やら考えています。絵にしたくなるとても素敵な光景でした。
とにかく素敵な書棚でした。