お正月休みは長野へ行きました。子供にスキーを体験させようと思いスキー場へ向かい、自身もレンタルスキーを借りて久しぶりに滑走を楽しみました。体で覚えた技術は忘れないものです。どんどん感覚が蘇り、そして再び雪に恋をしました。
帰宅後、物置からスキー道具を取り出しました。高校の時に買ってもらったGS190cm(オガサカですがな!)の板と大回転王者のアルベルトトンバが履いていたブーツを眺めながら「こりゃ古い...」と新規購入を決意しました。
誕生日だったこともあり妻が用具一式を購入してくれました。装備も恰好もプロ仕様になった途端に妻から出た指令は「検定で1級に合格せよ!」でした。指令を受けてどこにあるかもわからない級合格証を探しますと、ここにもない、あそこにもない。内心は嬉しく(しめしめ)諦めかけていた時、倉庫事務所の机から合格証が出てきました。喜びよりは「あら出てきちゃったのね」という感じでしたが、出てきた以上は仕方がないと渋々1級検定の申し込みを開始しました。
そして迎えた検定日。当日は5種目の審査が行われました。「あれれジャンプ(ゲレシュプ)の項目がないじゃない」と20年前のレギュレーションとの差に驚き、聞けば検定審査の種目はこれまでも色々と変わっているようでした。1月にスキーを復活した身としては上々な滑りではあったと思うのですが結果は不合格。34人中4人しか1級に合格できませんでした。
自分の滑りのどこに問題があったのかを考えてみる...。判ってきたのは上下に伸び縮みする荷重移動が現在は適していないこと。体を前後移動させるやり方で荷重をかけるのだとか...。すべて初の事でした。まあ今シーズンと来シーズンでしっかり矯正を掛けて再び検定に挑むつもりです。
それにしてもスキーは楽しいですね。