気が付くと36歳。10年前はサーフィンをしてたりで引き締まった体を持っていたのですが、今や見る影もなく...、とそんな話をするのではなく今日は人口についてです。
18歳は120万人、28歳は140万人、38歳は190万人、63歳は230万人います。私の代は188万人もいます。小学2年生のkiichiくん年代は109万人です。
※「kiichiくん」とは私の息子の事です(笑い)。
kiichiくん年代は大雑把にいえば我々の半分です。しかも価値判断の基準が想像もできない程に乖離(ぶっとんでいる)しています。この年代が社会人になった時の価値基準に会社のサービス照準器をセットしておかないといけません。また彼らが社会人となりビジネス書を読んでくれるようになったと考えても今の半分です。15年後の事であり、すぐにその時代が来ます。人口一人当たりの図書購買率を上げるか、各世代の読書人口を増やすことに専念をしないと業界規模は半分になってしまいます(どの業界もそうでしょうが)。
経営長者は「長期的視点にたった経営ビジョンを考えよ」とよく言われます。長期的視点にたった経営者の心中はかなり複雑であろうと思います。ストーリーとしての経営戦略に「誰に嫌われるかを決めよ」という件があります。多くの会社でこの選択を迫られるものと思います。また大前研一さんは「共有することを覚えよ」と言います。経営者の感覚、価値基準も大きく変わっていないといけないと思いました。
でもワクワク感を感じている自分もいます。どんな時代が来るのだろうかと。
ドラッカーさんは言います。「将来を予測できる者は残念ながらいません。経営者が出来ることは、明日判断をすることになる経営管理者の育成を今日急ぐことです」と。沁みる言葉ですね。