洞爺湖サミットに「即行動」の結論がある事を期待して・・。
変はいたるところでおきている。地球規模では「温暖化」が問題で、地域レベルでは環境汚染だろう。
<それでも、喉に感じる熱さにはなっていないようだ...。>
人の生業は「農耕活動」から「経済活動」によって生計をたてる方法に変わっている。経済活動には多少の環境犠牲があっても、その経済の利潤を追い求めることが大義名分としてなりたち、そして許される。最近行われている、経済活動の利潤から環境改善に利潤を還元する取り組みは評価できるが、破壊から改善回復までには相当のタイムラグを生じる。そして過去から現在までに行っている環境破壊という「穴」を埋めるほどの有効な手立てはないといってもよい。
最近「環境問題」について意見を聞く機会が多くなってきた。しかしながら矛盾する話も実に多い。バイオ燃料で削減できる二酸化炭素よりも、その燃料を作る際に排出される二酸化炭素が多いということ。バイオ燃料は単にニュービジネスで利潤を追い求める経済活動の一環ではないか。森林を増やせば二酸化炭素が無くなる(実際は吸収蓄積されるだけ)ということ。「二酸化炭素は消えない、消せない」という事実を知る。
木は光合成により二酸化炭素を吸収をする。吸収し幹に蓄えるだけ。その木を丸ごと燃やした場合、出てくる二酸化炭素は、その木が生涯をかけて吸収してきた二酸化炭素と同じ量だという。二酸化炭素は海水にも溶け吸収される。その二酸化炭素は、深海の水圧で液化して沈殿する。自然が二酸化炭素を吸収する速度では温暖化を食い止められない事実がある。そしてとてつもないプロジェクトが動いている。プロジェクト名は知らないが「いらない二酸化炭素を地中に埋めてしまえ」というものだ。「くさいもには蓋をしろ」的に聞こえる。というのも原因を改善するのではなく、原因を生かしたままの対処法に聞こえてしまうだからだ。
さて、長々と書いてしまいました。ここまで書くと消すに忍びなく、このまま続けます(苦笑)
「ビーチワールド」という癒し的商品がある。
http://globus.lunarembassy.jp/ebi/index.html
※姉からプレゼントされたが、良かれと思った行動が裏目に出てしまい、一月ほどで全滅してしまいました。
ガラスの球体の中に、流木と砂とエビと海水のみが入っている。このエビは流木に付着するコケを主食とし、排泄物は砂や海水の中にいる濾過バクテリアにより浄化される。雑な言い方をすれば小さな地球だ。もしビーチワールド内で、自然浄化できないほどの不純物や環境破壊がおきたらどうなるのだろうか。最悪の結果が瞬時に想定できる。
地球という規模での出来事、各国様々な人種による合意が前提、経済活動に起因する様々な利権が絡むことなどから、みんな今の状態がいけないことだと判っていても、明確な改善策を行動できないでいる。
その昔、シスモンディというフランスの学者が、産業革命の様をみて「農耕を中心とした経済発展でなければいずれおかしなことになる(環境に対しての意見ではなく、あくまでも経済的視点での話だが)」といったそうだ。本質的な部分はなんとなく同じような気がする。
洞爺湖サミットに参加している、各国の首脳陣の机に「ビーチワールド」を置きたくなってしまう...。
喉が熱く感じる白熱した会議になりますように。
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洞爺湖サミット開催によって、喉元が熱くなるような結論付けを期待しているのは私だけでないと思い、ついつい日記が長くなりました。
個人的な行動として、この機会を利用して、自宅ベランダにビオトープを子供と一緒に作りました。自宅ベランダの管理は私が担当しております。丸善本店さんで購入した図鑑(生き物の飼い方)と専門書(ビオトープの作り方)を片手にもつ長男とやりたいようにしており、そして時折(ほぼ毎回ですが)下の双子の弟達に邪魔され、人的かつ強烈な破壊活動を受け長男を困らせます(笑い)。会社の屋上にもビオトープを、まずは私設しようと思っております。少しずつ行動をする所存です。趣味と言われてしまえばそれまでですが、最初の動機がどうであれ、結果として環境の為になり、地域の子供の為(開放して遊ばせる)になるのであれば、「やってよし」と思っております。
※写真は7/10から7/13まで開催されるブックフェアの委員会のメンバーです。委員会マドンナの末吉さんは電車で向かったそうです。このやる気の姿勢で何事にも取り組むつもりです!