先週一週間は業界の会合が多い週でした。
昨年末からの不景気感に対して、どのような方針が発表され、そして実行されるのかは、私の最大の関心事でした。
各販売会社および書店会合では、しっかりとその方針が発表されました。
その方針に沿って明日香出版社も進んでまいります。
さて、年末年始の報告を聞く限りですが、ビジネス書は堅調のようです。総合では5%のマイナスとなった売上数は、ビジネス書においては昨年対比で100%を維持できているようです。
厳しい時代だからといって単純に財布の紐が堅くなるのではなく、厳しいなりに自己啓発をする読者が多いということの表れだとも思います。
年始の新聞を読んでいますと、家電量販店の年末年始の売上報告がありました。家電量販店の売上は堅調ということでした。その理由に同感を得た訳です。必要とされる商品はいつの時代も消費されていく、という当たり前のようなルールではありましたが、一般的書籍も同じだと感じました。
いつの時代であっても、必要とされる書籍を作り続けられるということは、今後の生き残れる出版社の条件だと思います。
社内の気合は漲っております。
後は、その気合の元で行われた各人の行動から作られる商品、そしてその結果を待つのみです。
2009年もどうぞご支援とご指導のほど宜しくお願い申し上げます。