一昨日、弊社へ入社する新人さんより「研修はいつからですか?」という質問がありました。入社後にOJTで実務を学ぶことになることを伝えたわけですが、これからビジネス書のもろ読者対象となる人へ一言お祝いを!
新社会人の皆さん、大きな一歩を踏み出しますね!おめでとうございます。これからの時代、自己啓発が非常に重要になってきます。これまでの教えてもらう姿勢でいる限り皆さんの成長はありません。自ら望み啓発を積む心得が必要だと思います。
大手企業がいいか?中小企業がいいか?と質問をすると、大抵は大手企業という答えが出てきます。「寄らば大樹のかげ」といいますので間違いではありませんね。ただ昨今は寄ってみたら穴だらけだったという事もありますから自分の判断で見極める必要があります。一方の中小企業ではやりようによっては大手で10年かかる出世を3年でこなすことも可能でしょう。年収も周りの皆よりも先取りすることが可能でしょう。どちらも自分で決めればすむことですが、入社した以降は自己研鑽を積んで成長をしてください。
先日、私どもの会社でこんな会議がありました。創業者の石野誠一が会社の数字の読み方の簡単なレクチャーをしました。その際「PLとB/Sの読み方ぐらいわかるよね?」といいました。それから「社会人にもなって決算書も読めないようでは、自己啓発の怠慢と言わざるを得ない」とも。この言葉は、強烈なカウンターパンチです。
出版社は代金回収という機能を販売会社や取次にお願いをしております。自分で代金を回収する他業種の営業マンは与信管理のため決算書が読めると聞いております。必要がないから学ばないという姿勢ではなく、普段使わない知識やスキルも常帯していることが社会人の常識だったのだと認識させられました。
「○○を知らないなんて自己啓発の怠慢である!」は、時代のキーワードとして使っていきます。皆さん「書籍は1500円もする、高い!」とか言わずに、良いと思った書籍は買って読んでみてください。ひとつも勉強にならなかったと言う事はないのだから。
<いくつになっても自分の意志で勉強する人はすばらしい>