先週は丸々1週間も視察へ行かせていただきました。今回も多くの発見がありました。そして中国に魅力を感じる度合いが強くなっているのに気が付きました。行かせてくれた社員さんへ感謝をいたします。
さて、上海は4回ほど、北京もほぼ同数訪問しております。10数年前から中国を見ている自分の感覚は、毎回見るごとに見事に打ち消されます。今回の視察においては、北京はもう東京を抜き去るほど近代的で綺麗な街となっておりました。とにかくゴミがない、吸い殻もない、信号に関してのマナーは多少難ありですが以前に比べればはるかにまし。歩きタバコもほぼゼロ。我々は大いに見習うべき都市となっておりました。
ついでに上海にも立ち寄りました。経済面では確かに豊かになっているようですが、上海においては企業の赤字が増えてきており、景気への不安は出てきているようです。上海万博も覗いてきました。今回は中国館のみ見てきましたが、母国のパビリオンなのでそれなりに人はいましたが、金曜日の平日ということもあってか人の数はまばらな感じでした。
で、どれくらい中国が裕福になっているかを車で測ってみますと以下の写真のとおりでして、スーパーカーがそこら辺を日常的に爆走しているのです。東京都内をバス観光したとしても、これだけ多くのスーパーカーに遭遇することはないでしょう。
国民の所得格差はますます大きくなってきております。ただし国民の明日への夢や希望が大きいのでそれほど大きな問題にはなってないとのことでした。国民が元気であること、希望があることが国造りにおいて何より重要であると感じた視察旅行でした。